出羽国

秋田県

�@陸奥越後を割って、この国を置く

・・・・・・・・・・・・・・

角鹿郡


男鹿市

�@1193　紀次郎詮遠　今沢田一町を納める

�A1357　曽我時助　幕府公認の地頭

・・・・・・・・・・・・・・

�@「赤神神社」＝「赤神神社五社堂」旧：郷社
　　　　　　・祭神：天津彦火瓊瓊杵尊（神社の公式：赤神山大神）
　　　　　　・創建：130-10　景行天皇２年
　　　　　　・創祀の由緒：景行天皇朝に武内宿禰が本山頂上に座する
　　　　　　　　　　　　　武帝に会ったことに由来する
　　　　　　・鎮座地：男鹿市船川港本山前字祓川３５

�B「日積寺」天台宗→真言宗　現：廃寺
　　　　　・山号：赤神山　永禅院（永禅坊とも）
　　　　　・創建：1216　慈覚大師　比叡山の山王七社を勧請して
　　　　　　　　　　　　赤神神社五社堂となる
　　　　　・別当寺：赤神神社五社堂
　　　　　・1331　安倍高季が多宝塔を建立
　　　　　・1594　秋田（安東）実季も本山に722石の新田を寄進
　　　　　・住所：廃寺で不詳

大館市


山本郡
   

能代市

�@1591「松長布」檜山大内田村　秋田藩領
　　　　　　　・機織分字松長布
   
北秋田市

   
山本郡

   
南秋田郡


北秋田郡   


秋田市
   
�@「実相寺」日蓮宗
　　　　　・山号：真如山
　　　　　・創建：不詳
　　　　　・住所：秋田市新屋日吉町２−１０


仙北市 

神尾氏　称：紀氏　堀田氏の後裔
          ・出羽国仙北郡六郷の「本荘藩＝二階堂」の六郷喫衆 


大仙市


仙北郡

   
横手市

�@「出羽国金沢柵」所在地：横手市金沢中野字安木館
　　　・1057-8-9　安倍氏追討の軍、源頼義が率いる本隊の
　　　　　　　　・題陣の軍士：ａ　紀季武
　　　　　　　　　　　　　　　ｂ　紀為清
　　　　　　　　・第１陣〜第７陣まであり
　　　　　　　　・源頼義と清原氏の連合軍で安倍氏の拠点を
　　　　　　　　　次々と陥れ安部氏は滅亡

       ・1087　源義家　清原軍を破る
　　　 ・1088　源義家、陸奥守を罷免される　　　　　

　 　　・紀七　出身不詳　
                ・奥州後３年記に登場する源義家の従者

 
由利本荘市

�@「東林寺」曹洞宗
　　　　　・山号：松長山
　　　　　・本尊：釈迦牟尼佛
          ・創建：1610　最上義光の武将楯岡豊前守満茂が
　　　　　　　　　　　　城と寺を創建した
　　　　　・移転：1622　本荘田園より、初期院を「東林寺」と改めた
　　　　　・再建：1641「永楽寺」の住職
　　　　　・菩提寺：楯岡豊前守満茂の
　　　　　・住所：由利本荘市花畑１−８２


            東林寺    


にかほ市


雄勝市  


湯沢市



出羽国

山形県

�@東山道の一国　712年　元明天皇　　陸奥越後を割ってこの国を置く

・・・・・・・・・・・・・・・

飽海郡


酒田市

�@出羽国庁：・779　紀朝臣多継　出羽介

　　　　　　・990　平朝臣正済　出羽守　従５位下

            ・1099　紀朝臣宗兼　出羽守　従５位上

　　　　　　・1103-2-30　紀朝臣宗兼　出羽守　正５位下

　　　　　　・1124-1-23　紀朝臣宗兼　出羽守　正５位下

　　　　　　・1833　紀朝臣延寅 出羽守　従４位下　

・・・・・・・・・・・・・・・

�@「小物忌神社」旧：県社・式内小社・出羽国三宮
　　　　　　・祭神：級長津彦古命・級長津彦古命(風の神）
　　　　　　　　　　豊受比賣命（食物・穀物の神）
　　　　　　　　　　椎根津彦（物忌直の祖神）
　　　　　　・創建：不詳
　　　　　　　　　　景行天皇の時代に武内宿禰が東国巡視の際に
　　　　　　　　　　官籍に乗せたとされている
　　　　　　・鎮座地：酒田市山楯字三之宮４８


最上郡


新庄市　（羽前国）旧：最上郡（村山郡）

�@「新庄城跡」
　　　　　・築城主：1625　藩祖戸沢政盛
　　　　　・所在地：新庄市堀端６（最上公園内）            
                                                    
�A松永貞辰　1751-1795　数学者　和算家　松永塾　藩士
　　　　　・本姓：源氏　　字：古瓊　通称：貞之允・覚左衛門　号：東岳
　　　　　・父：松永覚左衛門直援　新庄藩西村山郷上谷地郷代官
　　　　　・生誕地：西村山郡の新庄藩の代官役宅で生まれた
　　　　　　　　　　（藩主：戸沢氏）
　　　　　・所在地：最上郡新庄上谷地北口村→谷地町
　　　　
　　　　　・師：唐牛良綱に和算を、
　　　　　　　　江戸に出て関流の山路主住に入門
　　　　　・1780　家督を相続
　　　　　・1784　舟形郷の代官　３人扶持
　　　　　　　　　・吟味役・地方役・勘定頭の公務の傍ら
　　　　　　　　　・家塾を開き門弟３０００人
　　　　　・1795-11　４５歳で歿　（1751-1795）
　　　　　・墓：新庄「善正寺」法号：釈道念


　　　　　　　新庄藩士　　新庄藩士　　和算家
　　松永貞辰→松永直英─→松永直恒─→松永直義
 　　　　　　　1795　　　　1850
　　　　　　　家督相続　　家督相続　　
　　　　　　　

�B山形県和算研究会　・1818　松永直英門人が新庄市新明町
　　　　　　　　　　　総鎮守「天満宮」に奉納されたものを
　　　　　　　　　　・1996　安島直円没後２００年を記念して顕彰会が
　　　　　　　　　　　復元して「戸沢神社」に奉納された　　　　　
　　

東田川郡


鶴岡市

�@「広済寺」真宗大谷派
　　　　　・山号：不詳
　　　　　・本尊：阿弥陀如来
　　　　　・創建：不詳
　　　　　・住所：鶴岡市本町２−７−３５

北村山郡

  
村山市

�@1219　松永右衛門　村山郡の豪族
              ・白岩・白鳥等を領せりと
　　　　　　　　※「羽源記」信弁　摩耶山「醍醐坊」記載

　　　　※当時の村山郡：最上郡・新庄市・寒河江市・村山市
　　　　　　　　　　　　東根市・尾花沢市・西村山郡


寒河江市

�@「慈恩寺」慈恩宗の本山
　　　　　・山号：端宝山
　　　　　・本尊：弥勒菩薩
　　　　　・開山：724　行基がこの地を選んだ
　　　　　・開基：746　菩提遷那（婆羅門僧）
　　　　　・勅願寺：鳥羽天皇の
　　　　　・造営：願西上人の下向による
　　　　　・天台宗、真言宗　兼学の寺として栄えた
　　　　　・修験道の寺としても栄えた（葉山１２坊）
　　　　　・再興：1185　高野山の弘俊阿闍梨
　　　　　・別当職：大江尊俊、後北条氏
　　　　　・地頭：「寒河江庄」の大江広元の庇護を受ける
　　　　　・慈恩寺領：醍醐村
　　　　　・住所：寒河江市大字慈恩寺３１
　　　　　　　　　（旧：西村山郡醍醐村大字慈恩寺）

�A「神宮寺」慈恩宗
　　　　　・山号：西方山
　　　　　・開基：860　真済僧正
　　　　　・別当寺：「寒河江八幡宮」の別当寺として
　　　　　・境内の「文殊堂」は多くの信仰を集めている
          ・住所：寒河江市八幡町１−２２   

�B「惣持寺」真言宗
　　　　　・山号：長岡山
　　　　　・開山：859　真済僧正が長岡山に観音を安置して
　　　　　・守護仏：のち大江親広が守護仏として観音堂を建て
　　　　　　　　　　領地を寄進した
　　　　　・廃寺：明治維新の神仏分離令で「惣持寺」が断絶
　　　　　　　　　仏像類を「長念寺」に移した
　　　　　・所在地：不詳                 
                     
�C「長念寺」真言宗
　　　　　・山号：長岡山
　　　　　・本尊：十一面観世音菩薩（長岡観音）
　　　　　・「惣持寺」を別当寺として長岡山に有ったのを
　　　　　　　現在地に移した
　　　　　・墓所：大江家歴代の墓碑がある
　　　　　・住所：寒河江市市丸内２−４−１９
　　　　　　　　（寒河江城跡で現在は寒河江小学校に裏手にある）

※1227　承久の乱に敗れた京都守護職の大江親広がこの地に逃れて
　　　　１８代目大江高基まで続いた
　　　　・1584　大江高基の時、最上義光に敗れ、「観音堂」を焼失
　　　　　　　　尊像だけは無事で最上氏が前のように再建した
　　　　・最上家が滅びても徳川幕府から７３石を賜った 

寒河江市丸の内「長岡観音寺」のホームページ
http://www.nagaoka16.com/｡｡｡｡ 

�D「寒河江八幡宮」旧：県社・別表神社
　　　　　・祭神：応神天皇・神功皇后・比�淘蜷_
　　　　　・境内：高良大社　祭神：武内宿禰・大山祇神
　　　　　・創建：1093　寒河江本郷１７ヶ村の総鎮守
　　　　　・勧請：1191　大江親広が「鶴岡八幡宮」から
　　　　　　　　　　　　寒河江市の産土神とした
　　　　　・鎮座地：寒河江市八幡町５−７０

�E松永善之助祐貫　1852-1858　作事下奉行
　　　　　・寒河江陣屋の出張で、出羽国柴橋陣屋に
　　　　　・1856-1　代官松永善之助の柴崎役所へ
　　　　　　　　　　松平伊豆守（松前藩主）の私領への引き渡しの
　　　　　　　　　　勘弁を願う願書を提出
　　　　　・1856-2-28　代官松永善之助から松前藩領への移動の旨を
　　　　　　　　　　　　通達する回状が出されている
　　　　　・1858　大和国(奈良県）五条陣屋の代官

�F「柴橋陣屋」跡
　　　　　・築城者：徳川幕府
　　　　　・所在地：寒河江市柴崎（さくら代官所公園の一角）

ー　荘園　ー   
�@1110「寒河江庄」　　
　　　・郡名：村山郡　寒河江市
　　　・領家：藤原忠実領・近衛家領・京極家領・慈恩寺領
　　　　　　　得宗領（北方地頭職）・円覚寺領（仏日庵領）
　　　・地頭：1189　鎌倉幕府政所別当大江広元の支配となる
　　　・1187　大江氏　源頼朝より「寒河江庄」を賜る
　　　　　　　最上・川西一円の地頭
　　　・史料村郷名：北方＝吉田郷・堀口郷・三曹司郡・箕輪郷
　　　　　　　　　　窪目郷（円覚寺領）・西所郷・慈恩寺領
　　　　　　　　　　その他略
　　　・明治村字：寒河江・吉田・窪野


東根市　旧：最上郡・村山郡（羽前国）　　

�@「葉師寺」真言宗　智山派　旧：医王山（護国寺薬王院国分寺）
　　　　　・山号：医王山　葉師寺
　　　　　・本尊：薬師如来（秘仏）
　　　　　・建立：737　行基が一宇を建立、聖武天皇の命による
　　　　　・開山：法相宗の僧鑑
　　　　　・中興開山：851　真済僧正「護国山薬王院国分寺」を
　　　　　　　　　　　　　　　「医王山薬師寺」に改称
　　　　　・修復：1678　山形城主の松平忠弘
　　　　　・所在地：東根市本丸５−１８
　　　　　　　　　　※東根は「小田島庄の白津郷」のうちになる

ー　荘園　ー
�@1092「小田島庄」
　　　・郡名：村山郡・東根市
　　　　　　　最上川以西の村山市樽石、河北町谷地も庄域
　　　・領家：摂関家領・藤原師通領・宝戒寺領（鎌倉）
　　　・地頭：1203-1331　武蔵国御家人中条兼綱
　　　　　　　　　　　　→子孫は小田島氏に
　　　・史料村郷名：東根・白津郷・垂石郷・谷地郷
　　　・明治村字」東根
　　　　※出典：鎌倉「宝戒寺文書」・東根薬師寺蔵「普光寺」梵鐘銘

　　　　※「宝戒寺」天台宗
　　　　　　　　　・山号：金龍山
　　　　　　　　　・創建：1335
　　　　　　　　　・開基：後醍醐天皇
　　　　　　　　　・開山：円観
　　　　　　　　　・寄進状：1352 足利尊氏の出羽国「小田島庄」の土地を
　　　　　　　　　　　　　　寄進するとある
　　　　　　　　　・住所：神奈川県鎌倉市


天童市


東村山郡


山形市

�@「実相寺」浄土宗
　　　　　・本尊：阿弥陀如来
　　　　　・住所：山形市十日市３−８−４５ 


西村山郡
 
�@「遮那院→福寿院」真言宗　智山派
　　　　　・山号：延命山　地幅寺→福寿院
　　　　　・本尊：延命地蔵尊（空海作）
　　　　　・開山：857
　　　　　・住所：西村山郡朝日町中沢５

　　　　　・改院：1711「福寿院」に
　　　　　・本尊：地蔵菩薩
　　　　　・現住職：３８世「萬福寺」渋谷一俊（兼務）
　　　　　・住所：西村山郡朝日町大暮山４６−１


西置賜郡

�@「医王寺」
　　　　　・山号：瑠璃山　東光院
　　　　　・建立：真済か慈覚大師とも言い伝えられている
　　　　　・住所：西置賜郡手ノ子１７１１「源居寺」南地

�A「恩徳寺」真言宗　豊山派
　　　　　・山号：廻向山　成就院
　　　　　・本尊：五智如来　空海が入唐の折に請来したもの
　　　　　　　　　真済僧正が「御黒箱」に五智如来を背負ってきた
　　　　　・開山：857　真済僧正大和尚
　　　　　・住職：1977　片桐天山
　　　　　・住所：西置賜郡飯豊町荻生１９５０

          ※江戸中期まで代々「神護寺」で修業された法師・僧都の諸尊が
　　　　　　この地で御黒箱を護持し、布教されたと伝えられる古刹が現存している

ー「恩徳寺」の世代　ー
�@柿本紀真済僧正　�A真浄僧都　�B淳祐僧都　�C観宝僧都　�D海宥律師
�E頼祐律師　�F成賢律師　�G真覚律師　�H成隆律師　�I定海律師　�J亮獄律師
�K道昌律師　�L圓明律師　�M義快法師　�N真明律師　�O真如律師　�P道智縛日羅
�Q頼賢法師　�R道慶法師　�S算献法師　21空覚法師　22寛覚法印　23成威法印
24長瑜法印　25智宥法印　26澄宗法印　27長筒法印　28宥興法印　29亮宥法印
30良智法印　31良宗法印　32良空法印　33宥敞法印　34宥憲法印　35宥宣法印
36周運法印　37実栄法印　38宥巌法印　39鏡山法印　40覚隆法印　41宥英法印
42慶獄法印　43慶典法印　44慶高法印　45隆尚法印　46隆貞法印　47良貞法印
48周宣法印　49善信法印　50高圓法印　51宥中伝灯大阿闍梨法印　52隆賢法印
53隆阿法印　54龍泰権少僧都阿闍梨　　55龍音常法談林祖僧都中僧都
56真暁権大僧都法印　57龍環法印五等司教　58宥相　59宥清権大僧正
60真教　61天山現住職

・仏山に真済僧正の墓あり
・空海1050　御遠起寶ほう塔
・真済900　法要
・道智供養塔

※真済同行の牛が倒れ、埋めた場所から白萩が育つ破牛　→
　萩生（はぎゅう）の地名伝説

�B「済広寺」曹洞宗
　　　　　・山号：円順山
　　　　　・本尊：阿弥陀如来像
　　　　　・開山：1615
　　　　　・住所：西置賜郡小国町大字叶瑞１００８

  
長井市

�@1189〜1598　大江広元が地頭に任じられ置賜地方を支配した
・大江広元の次男が長井氏を称した
「長井郷」九野本・荻生を含む、以下略

・・・・・・・・・・・・・・・

ー　荘園　ー
�@1263「長井庄」
　　　・郡名：置賜郡　長井市
　　　・領家：不詳
　　　・史料村郷名：上長井庄・下長井庄・荻生郷・黒沢郷・以下略
　　　・明治村字：不詳 


上山市


南陽市 
    
 
東置賜郡

�@「普済寺」曹洞宗
　　　　　・住所：東置賜郡川西大字玉庭３６４２ 

�A「大光院」新義真言宗　
　　　　　・山号：松光山「長岡寺」大光院　
　　　　　　　　　　・門扉の家紋：「柏紋」と「片喰紋」
　　　　　・本尊：聖観世音菩薩
　　　　　・創建：859　真済僧正は辺地済度のために奥州に逃錫し、
　　　　　　　　　小松の茂る山に瑞光あり、この山麗に精舎
　　　　　　　　　「松光山長岡寺大光院」を建立
　　　　　・本堂：真済僧正は「大師御作の地蔵大士」を安置し、
　　　　　　　　　小石を多く集めて一石に一字の経を書き塚を築いた。
　　　　　・住職：四柳隆澄（前任：酒井隆謙）
　　　　　・住所：東置賜郡川西町大字上小松２９４８
　　　　　　※紀伊国の総本山「根来寺」五寺の末寺を擁する

　　　　※真済僧正の終焉の地（８６０年２月２５日　６１才入寂）
　　　　　・墓地：所在地：置賜郡西川町上小松の置賜公園内の
　　　　　　　　　　　　　藤ヶ森「原田城跡」の二の丸跡に「五輪塔」が残っている
　　　　　　　　　　　　　真済の入定地とされる
　　　　　・真済俗姓紀朝臣（僧に姓を蒙らしめて呼びしは柿本僧正真済なり）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※監尻３３
　　　　　・８３９年１月１１日公卿の名：紀朝臣松永　従５位下　若狭守

　　　　※真済僧正の毎年命日の２月２５日に、今でも法要が行われている

　　　　※平安期の郡の中心は川西大字小松の丘陵地帯で、
　　　　　道伝遺跡あり、郡衙跡とする見解が多い。

　　　　※付記：法相宗の高僧徳一（806-809）が置賜に布教した地を目指してか？
　　　　※空海と820-7-6に東国教化巡錫の時に真済は徳一大師と
　　　　　逢っている。
        ※856-1-12　紀朝臣永直（真済僧正の叔父）が陸奥国司で赴任している
　　　　　　　　　　任期：６年
        ※毎年７月１６日に亡親妻子の追福の為、小卒塔婆を建てたので、
　　　　　これを尊び、置賜（おいため）と言うようになり、
　　　　　郡名も置賜と改められた ※（地元誌）

　　　　※公式には７１６年９月陸奥鎮守将軍巨勢朝臣万呂の献策に基づいて
　　　　　中央政府は、陸奥国置賜・・・・と決定している。」
　　　　　当初は陸奥国に属していた。

　　
      　　　　　 真済僧正の墓所
     
 
　　　　　　　　　紀真済僧正御萃座
　　　　　　　紀夏井５７世　紀康次郎氏
　　　　　　（遺恨１０００年の著書あり）
　　　　　　京都石清水八幡宮の神職の家系

　　　紀古佐美→紀広浜→紀善峯─┌紀夏井　紀豊城の罪に連座して土佐国に流刑
　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　   　子孫　京都「石清水八幡宮」の祠官
　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　└紀豊城　京都の「応天門」の変で大伴氏と供に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤原良房の姦計に落ちる

孝元天皇・・・・武雄心命→武内宿禰・・・・・・→

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌紀興道─紀本道─紀望行─紀貫之
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
→・・紀朝臣船守─┌紀田長──┌紀勝長─└紀名虎─紀有常─紀静子
　　　　　　　　　│長門守　　│　　　　　　　　　　　　　　‖──惟高親王
　　　　　　　　　│　　　　　├紀野永　少納言　　　　　　文徳天皇
　　　　　　　　　└若子女御　│
　　　　　　　　　　　‖　　　├紀御園───┌紀御豊　石清水八幡宮神主
　　　　　　　　　桓武天皇　　│弾正大粥　　│
　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　├真済　柿本紀僧正　東寺長者
　　　　　　　　　　　　　　　└紀永直　　　│　　　俗名：紀朝臣松永　若狭守
　　　　　　　　　　　　　　　　陸奥守　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　├安宗　石清水八幡宮別当
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└運真　石清水八幡宮別当

※真済が出た家は後世、長く京都の「石清水八幡宮」を支配した。
　紀氏の一系で尊卑分脈によると紀長谷雄の家とは比較的家系が近い。
　紀長谷雄は深い尊敬の念を抱いていたものであろう　※紀家集    

   
米沢市


越後国

新潟県 
 
村上市　旧：岩船郡

�@>益子氏　紀臣族　　越後国岩船郡  　

・・・・・・・・・・・・・・・・

�A「光済寺」真宗大谷派
　　　　　・山号：不詳
　　　　　・本尊：阿弥陀如来
　　　　　・創建：不詳
　　　　　・旧住職：安富成中
　　　　　・住所：村上市大工町２−５

ー　荘園　ー
�@1120「小泉庄」
　　　・郡名：磐船郡　村上市
　　　・領家：中御門家領（領家職）皇室領（本家職）
　　　　　　　新釈迦領・関東御領（本庄）・金剛心院領
    　・史料村郷名：本庄・村上・柏尾条・立島・大河・加納・色部条・平林
　　　　　　　　　　牛屋条・（牛屋郷・牛屋保）・原田・有明・松沢
　　　　　　　　　　飯岡・岩船宿・浦（色部条内）・栗島九日市・上新保
　　　・明治村字：大葉沢・里本庄・差合・七湊・桃川・宮ノ下
　　　　※1343-3-4　安富大蔵太夫入道圓跡考　色部文書


胎内市


北蒲原郡


新発田市


阿賀野市


東蒲原郡


五泉市


加茂市


南蒲原郡


新潟市

�@古代　高志深江国（越後頚城郡沼川深江）国造：素都乃奈美留命（道君同祖）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　崇神天皇時代

西蒲原郡


燕市 　旧：西蒲原郡

�@1889　中之口村「松長村」西蒲原郡の自治体名
�A1954-3-31　小池村、小中川村、松長村が合併して燕市

三条市


見附市


長岡市

�@「普済寺」曹洞宗
　　　　　・山号：栖吉山
　　　　　・住所：長岡市栖吉町３０３９
　　　　　※初代藩主：牧野忠成公の墓あり
　　　　　※北陸戌辰戦争において若くして散った少年隊士の名あり

　　　　　※源平の時代：田口成能は阿波水軍として活躍
　　　　　　・810　阿波守田口朝臣息継の後裔、子孫は牧野氏を名乗る
　　　　　　・田口臣は紀氏の流れ

三島郡

�@「乙寺」
　　　　・806-809　越後国司　紀躬高　赴任
　　　　　　　　　・山寺を整備、山寺５山が成立
　　　　・863　貞観の北陸の大地震、頚城の「乙寺」の寺領崩壊
　　　　・947-957　国司紀躬高の発願により頚城の「乙寺」
　　　　　　　　　三島上条に移る
　　　　・所在地：現在は不明、「乙宝寺」と同一かも不明

�A「宇奈具志神社」
　　　　・祭神：天穂日命（出雲氏の祖神）
　　　　・合祀：建御名方命・大山祇命
　　　　・創建：不詳
　　　　・古神官：松永氏の話：天穂日命が大国主の御跡を慕い来て
　　　　　　　　　鎮座の御社にて、天の神と称し来る
　　　　・鎮座地：三島郡出雲崎町乙茂字稲場７６２

�B「薬師寺」真言宗　智山派
　　　　　・山号：高名山
　　　　　・本尊：薬師如来（秘仏）
　　　　　・開基：1394　融誉
　　　　　・中興開山：醍醐寺三宝院　憲海が来住して
　　　　　・住所：三島郡出雲崎町藍田２

ー　荘園　ー
�@1426「乙面庄」　
　　　・郡名：古志郡　三島郡出雲崎町
　　　・領家：石清水八幡宮　本家：室町幕府御料所
　　　　　　　・1430　室町将軍家御教書＝乙面保内山俣
　　　　　　　　　　　＜上中下条＞藤牧分竹屋内
　　　　　　　　　　「免金鉢名」を石清水八幡宮領に
　　　・史料村郷名：下条・宗勝寺・山俣・中条・藤牧・竹屋
　　　・明治村字：不詳
　　　　※出典：石清水八幡宮菊大路文書


刈羽郡

�@「広済寺」曹洞宗
　　　　　・本尊：如意輪観世音菩薩
　　　　　・住所：刈羽郡高柳高尾１２５５


柏崎市

�@古代：久比岐国（越後頚城郡＝中・西・東頚城郡）
　　　　国造：御矛命（大和直同祖）大倭系　崇神天皇時代


小千谷市｡｡


北魚沼郡


魚沼市


南魚沼市　旧：南魚沼郡

ー　荘園　ー
�@1186「於田庄」
　　　・郡名：魚沼郡　南魚沼郡湯沢町
　　　・領家：平正弘領・皇室領・後白河院領（後院領）
　　　・預所：備中前司大江信忠
　　　・史料村郷名：関郷・馬場郷・早河郷・早河郷北方・大窪奈・小栗山郷
　　　・明治村字：六日町・八幡・美佐島・川窪・欠ノ上・君帰・余川・小栗山
　　　　　　　　　小栗山本新田・小栗山今新田・東泉田・大月・坂戸・二日市
　　　　　　　　　津久野上新田・津久野下新田・宮・宮村下新田・岩崎・山谷
　　　　　　　　　中川・中川新田・京岡・京岡新田・永松・蛭窪・原・畔地
　　　　　　　　　畔地新田・舞台・野中・清水瀬・土沢・小川・上田庄
　　　　※出典：河野家図・北野社文書


十日町市

�@古代：久比岐国　（越後頚城郡＝中・西・東頚城郡）
　　　　国造：御矛命（大和直同祖）大倭系　崇神天皇時代


南魚沼郡


中魚沼郡


上越市

�@古代：久比岐国　（越後頚城郡＝中・西・東頚城郡）
　　　　国造：御矛命（大和直同祖）大倭系　崇神天皇時代

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�@国府：・774-3-5  紀朝臣犬養　越後介　従５位下

　　　　・779-2-23  紀朝臣豊庭　越中介　従５位下

　　　　・801  紀朝臣百継　越後介　従５位下

        ・806-809  紀躬高 越後国司　

        ・808-6-21 紀朝臣良門　従５位下　越後国司

　　　  ・867-1-12〜868-1-16　紀朝臣当仁　従５位下　越後守

　　　　・889  和気朝臣兼済　越後守　従４位下

        ・902-9-13 紀有世　越後守　藤原有度が陵礫す

　　　  ・958-1-29 源朝臣信明　越後守

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�@「江野神社」旧：県社
　　　　　　・祭神：素戔嗚尊・奇稲田姫命・大己貴命・事代主命
　　　　　　　　　　屋主忍男雄心命（武内宿禰の父）・彦舅命
　　　　　　　　　　武内宿禰・影姫命（武内宿禰の母）
　　　　　　・合祀：産土神
　　　　　　・創建：孝昭天皇時代、景行天皇時代、武内宿禰が勅使下向して
　　　　　　　　　　当地に滞在して当社に祈願した。
　　　　　　・祭祀対象：本来は氏祖を祀る、
                        江沼国造（武内宿禰の子：若子宿禰の後裔）
　　　　　　・宮司：竹内氏（武内宿禰の末裔）
　　　　　　・鎮座地：上越市名立区名立大町１３３５　

�A「直江八幡宮」旧：村社
            ・祭神：応神天皇・神功皇后・玉依嶋比女命・市杵嶋姫命
　　　　　　・配神：宗像さん神・武内宿禰
　　　　　　・境内：大神社　祭神：天照大神・大国主神・高良玉垂神
　　　　　　・鎮座地：上越市東本町４


妙高市

�@古代：久比岐国　（越後頚城郡＝中・西・東頚城郡）
　　　　国造：御矛命（大和直同祖）大倭系　崇神天皇時代


糸魚川市

�@古代：久比岐国　（越後頚城郡＝中・西・東頚城郡）
　　　　国造：御矛命（大和直同祖）大倭系　崇神天皇時代



佐渡国

新潟県

佐渡市

�@古代：佐渡国　国造：大荒木直（阿波国造同祖志伊麻命４世孫）蘇我系
　　　　　　　　　　　成務天皇時代

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�@国府：・810-9-15　紀朝臣田上　佐渡権守 従４位下　左遷

　　　　・1094-2-22　紀朝臣兼政　佐渡守 従５位下　

　　　　・1108-12-25　紀頼遠　石清水八幡宮権別当　佐渡に配流の事議する

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�@「飯持神社」旧：郷社
     　　　・祭神：保食神
　　　　 　・境内社：八幡神社ー応神天皇・武内宿禰
　　　　　　　　　 　白山神社ー神功皇后・菊理姫命(巫女女神）
　　　　　　　　　 　小田原神社ー狭依姫命（宗像女神）
　　　　　・創建：不詳
　　　　　・鎮座地：佐渡市飯持２３６

�A「神宮寺」真言宗　醍醐寺派
　　　　　・住所：佐渡市

�B「実相寺」日蓮宗
　　　　　・山号：御松山
　　　　　・本尊：釈迦如来・四菩薩・日蓮聖人
　　　　　・創建：1272-4-28
　　　　　・開基：1301「心堂宇」を創立して開基とする
　　　　　・宗祖：日朗、日像上人を歴世とする

　　　　　・開基：1362以前　松永房日心　日蓮４世（一世〜３世は不知）
　　　　　・焼失：1394-1428
　　　　　・再建：1489-1492
　　　　　・住所：佐渡市市野沢856（旧：佐渡郡佐和田町市野沢）

     ※宗祖が法華経と他経の勝劣を日天子に向って諌言され流罪の放免を祈願した
　　 　高峯台地にある。
　 　※四条金吾は日蓮聖人より日天子（三光天子）信仰を最も影響を受けた人で
　　 　四条金吾と「実相寺」の寺紋「三階松」が一緒である。
　　 ※四条金吾は「施楽院」関係者として佐渡国石田郷の領主となった人
　
�C「大光寺」真言宗
　　　　　・山号：野見知山
　　　　　・本尊：十一面観世音菩薩
　　　　　・開基：812-3-18　空海
　　　　　・元名：「大弘寺」と称した
　　　　　・菩提寺：安達兵庫正の
　　　　　・住所：佐渡市豊田３３２

�D「本光寺」日蓮宗
　　　　　・山号：日朗山
　　　　　・放免：1274　日蓮聖人の弟子、日朗上人が日蓮の放免状を
　　　　　　　　　　　　手渡した寺
　　　　　・住所：佐渡市宮川１０８２

�E「本光寺」日蓮宗
　　　　　・山号：法教山
　　　　　・本尊：正観世音菩薩立像（順徳天皇のお守り本尊）
　　　　　・開山：1310　大和房　御直壇中興入道の嫡男
　　　　　・住所：佐渡市泉３７７

�F「黒木御所」順徳天皇：1221　承久の乱で佐渡へ黒木御所で
　　　　　　　　　　　　      ２０数年過ごされた。　　　　


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