嵯峨天皇　809-823年　５２代目

　　　　　・810　蔵人所の設置（機密保持の目的で設ける）
　　　　　・810-823　空海　東寺にて八幡三所 御神体の木造を刻む
　　　　　・814　皇族に源姓を授ける、嵯峨源氏の始まり
　　　　　・814　新撰姓氏録を完成
　　　　　・815　藤原北家の台頭と他氏の排斥が始まる
　　　　　・823　空海　東寺（教王護国寺）を授かる　
　　　
　　　　
　  　嵯峨天皇　　　　　　　　　　
　　　　‖          
　　　　‖─源更姫　
　　　　‖
　　　紀朝臣氏の娘（宮人）

　    　‖───源澄───源蔭
　　　田中氏の娘　（田中君）‖────源益　従位5位下
　　　　宮人　　　　　　　紀全子  陽成天皇より殺害される
　　　　　　　           　陽成天皇の乳母　 883-12-13　

     　　 ※紀朝臣の娘：嵯峨天皇　宮人  
            ・父母：不詳          
　　　　　　・女子：源更姫　814-5-8　従４位上
      　　  ・生没：不詳

    　　  ※紀朝臣全子：陽成天皇乳母
　　　　　　・従５位下　源朝臣蔭の妻
       　　 ・母：不詳
　　　　　　・男子：源朝臣益　
              　　  ・883-12-13　陽成天皇に殺害される
　　　　　　・生没：不詳

　　　　　　
・809　叡努内親王　
　　 　・大和国平城京中の水田下賜る
　　　 ・父：平城天皇、
　　　 ・母：紀朝臣魚員　
　 　　・生没：不詳　


・809　紀朝臣田上　平城天皇に従い平城京に移る


・809　紀朝臣広浜　参議　公卿　
　　　 ・畿内観察使　兼右大弁　


・809　紀朝臣三中　肥前介
　 　　・父母：不詳
　　 　・生没：不詳


・810　紀朝臣咋麻呂　従５位上


・810　紀朝臣良門　肥前守


・810頃　紀鯖丸の娘
　　　　　　‖─────藤原長基　従５位下
　　　 　藤原文山（南家）

    　　　 ※紀朝臣鯖丸の娘
             ・紀朝臣鯖丸
        　   ・母：不詳
　　　　 　　・藤原朝臣文山の室
　　　　 　　・男子：藤原朝臣長基　従５位下
        　   ・生没：不詳

   　　　  ※藤原朝臣文山：藤原南家
　　　　 　　・810　従５位下
　　　　 　　・000　造西寺次官・玄蕃頭・侍従
　　　　 　　・824　正５位下
　　　　 　　・825　従４位下　右京大夫
　　　　　　 ・833　従４位上　散位　　　　　　
　　　　　　 ・妻：紀朝臣鯖丸の娘
　　　　　　 ・男子：藤原朝臣長基　非参議　治部卿
　　　　　　 ・841-4-16　逝去


・810頃　田口朝臣息継　　
　　　　 ・平安時代末期の四国の武将・豪族
　　　　 ・父母：不詳
　　　 　・生没：不詳


・810-1-7　紀朝臣興須賀　正６位上
           ・861　従５位上
　　　 　　・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・810-5　叡努内親王　　　　　　　
　　　 　・備前国　穀百斛下賜


・810-7-7　紀朝臣継勝　正６位上
           ・810-9-25　従５位上
　　　　 　・861　従５位上
　　　　 　・父：紀朝臣木津魚　１１男
           ・母：不詳
　　 　　　・生没：不詳


・810-8-15　紀朝臣広浜　従４位下　右大弁


・810-8-20　紀朝臣田上　正５位下→従４位下　
    　　　　・尾張守から佐渡権守に左遷
　　　　　　・薬子の変の際、平城天皇に従う


・810-8-23　紀朝臣広浜　正５位上→従４位下
　　　　　　・参議　兼大学頭


・810-9-7　紀朝臣南麻呂　従５位下　民部少輔


・810-9-10　紀朝臣末成　従５位下　伊予守・出雲守・常陸守

      
・810-9-10　紀朝臣田上　従４位下　
　　　　　　・平城京の造宮使


・810-9-10　紀朝臣百継　従５位下　
　　　　　　・右近衛少尉→右近衛中将、右衛門督
　　　　　　・空海と親交があった


・810-9-11　紀朝臣清成　左近衛将監
            ・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・810-9-11　紀朝臣清蔵
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳　


・810-9-15　紀朝臣良門　従５位下　肥前権介　
            ・佐賀市大和町惣座
　　　　　　・薬子の変で左遷


・810-9-17　紀朝臣南麿（南麻呂）従５位下　民部少輔
　　　　　　　

・810-9-25　紀朝臣是継　従５位上
　　　　　　

・810-9-25　紀朝臣岡継　授位　　　　　　


・810-11-22　紀朝臣網麿（網麻呂）　正５位下

　　　　　　
・811　紀朝臣広浜　兼　右兵衛督


・811　明日香親王　４品　弾正尹


・811　紀朝臣和気麻呂（麿）従５位下　主計寮頭　　　　　　　


・811-2　滋野宿禰貞主　少内記　　　
　　　　　
　　　　　　　　　　
・811-4-24　紀朝臣梶継（楫継、梶嗣）玄蕃頭

　　　　　　
・811-5-14　紀朝臣岡継　右京職亮


・811-6　紀朝臣和気麻呂(麿）従５位下　安房守


・811-6　紀朝臣百継　従５位上


・811-6　紀朝臣浜広　任官


・811-12-15　紀宿禰嗣宗（賜る姓：吉原宿禰）
　　　　　　 ・父母：不詳
　　　　　 　・生没：不詳


・811-12-15　紀直祖刀自賈
             ・父母：不詳
　　　　　 　・生没：不詳


・812　行教　生誕　後：石清水八幡宮　検校


・812-1-7　紀朝臣広浜
　　　　 　・「日本書紀」の講書に参加　授位


・812-1-7　紀朝臣百継　正５位上


・812-1-12　紀朝臣長田麻呂　玄蕃頭


・812-2-10　紀朝臣和気麻呂（麿）任官


・812-9-27　紀朝臣咋麻呂　肥後守


・812-12　藤代宿禰　紀国人　紀直祖　
　　　　　・刀自売之子嗣宗言　云々
　　　　　・賜る姓：藤代宿禰　名草郡藤代より起こる
　　　　　・父母：不詳
　　　  　・生没：不詳


・813　紀朝臣椿守　春宮　典薬助　大内記
　　 　・821　従５位下　上総介　
　　 　・822　安房守　　　　
　　 　・838-1-7　従５位下→従５位上
　　 　・851-1-11　越中権守　 
　　 　・父：紀朝臣白満の長子　
       ・母：不詳
　　 　・男子：紀朝臣春主
　　　 ・855-3-28　７８歳逝去（776-855）

　　　 　※能書家　渤海に遺わす国書を二度清書した

　　　　 紀大人─紀麻呂─紀宿奈麻呂─┌紀古佐美　正３位　大納言
　     　正３位　正３位　-　　　　 　│　東宮博　往夷大将軍夷
                 大納言　　　　　 　│
　　　　　　　 　中務卿　　　　　　　├紀弟麻呂　相模守
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　│
                                   ├紀伯麻呂　太宰大弐
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　│
　　　　　　　 　　　　　　     　　 └紀白満──紀椿守──紀春主─紀豊春　
　　　　　　　　 　　　　　　     　 　春宮亮　　越中権守　
　　　　　　・紀氏系図　正統群書類従　
　　　　　　・国史大系尊卑分脈　第四とは異なる―略ー　　　　　　　     　


・813-1-5　紀朝臣善岑　従７位上
　　　　　 ・817-1-7　従５位下
　　　　　 ・822-1-7　従５位上　
　　　　 　・824-1-7　正５位下
　　　　 　・828　従４位下　美濃守
　　　　 　・835-1-7　従４位上　　　　 　
  　　　 　・父：紀朝臣広浜
           ・母：不詳
　　　　 　・妻：石川氏
　　　　 　・男子：紀朝臣春枝・紀朝臣秋岑
　　　　　 　　　　紀朝臣夏井・紀朝臣豊城
　　　　　 ・女子：仁明天皇の妃　　　　　　　 ┌紀行教
　　　　　 ・837-6-30　逝去　　　　　　　　 　│石清水　検校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│大安寺　和尚
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　紀古佐美─紀広浜─┌紀長江──紀兼粥─└紀益信　東寺　長者
　　　　正３位　　太宰大弐│太宰大弐　山城守　　円成寺　大僧正
　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　└紀善岑─┌紀春枝　木工頭・右馬助
　　　　　　　　　　　　　　美濃守　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　├紀秋峯　歌人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　├紀夏井　讃岐守　歌人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　├紀豊城・兄弟・子孫　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　遠流（応天門の変のため）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└紀女子　妃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‖
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仁明天皇


・813-1-7　紀朝臣興道　従７位下→正６位上　
         　・813-1-25　従５位下　雅楽頭
　　　　 　・815-3-13　従５位上　備前介　　　
　　　　 　・827-1-27　正５位下　
　　　　 　・832　従４位下　兵部大輔・左中弁・右兵衛督　　　　 　
　　　　 　・紀朝臣道成（麻呂）の１１代紀興道は
　　　　　　・紀伊国伊都郡及び河内国に領地を贈られた
           ・父：紀朝臣勝長
　　　　　 ・母：不詳
　　　　 　・男子：紀朝臣本道・紀朝臣有友
　　　　 　・834-6-21　逝去　
　　　　　　
　　　　　　紀船守─紀勝長─┌紀興道─┌紀本道　筑前守
　　　　　　正３位　従３位　│雅楽頭  │　　　　
　　　　　　中納言  大納言　│        └紀有友　歌人　
　　　　　　　　　　　　　　├紀名虎　　　　　　宮内大輔
　　                       │左京太夫
　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　└紀名龍　越前介　
          　　　　　　　　　　              
　　　　　                  
・813-2-21　紀朝臣咋麻呂　刑部大輔


・813-8-3　紀朝臣貞成　左京職亮


・814　紀朝臣東人　誕生

　　　　　　　　
・814　紀朝臣和気麻呂（麿）従４位下


・814　紀朝臣善峰　従７位下
　 　　・814-1-7　従５位下（越階）
　　 　・822-1-7　従５位上
　　　 ・824-1-3　正５位下
　　 　・828-1-7　従４位下
　　 　・835-1-7　従４位上　美濃守　　　　
　　　 ・父：紀朝臣広浜
　　 　・母：不詳
　　 　・妻：石川朝臣の娘
　　 　・837-8-4　逝去


・814-1-7　紀朝臣南麻呂　正５位下　民部少輔　


・814　　
　　　　　　　　　　　  　　　　 　　滋野貞主の娘
　　　　　　                          　‖───藤原春海
　　　　→藤原内麻呂─┌藤原真夏─藤原吉備雄　
　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　├藤原大津　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　│　‖─────藤原良縄　
　　　　　　　　　　　│紀南麻呂の娘
　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　└女：紀有常の室

　　　　※藤原朝臣内麻呂：北家
　　　　　・従２位　太政大臣室
　　　　　・男子：藤原朝臣真夏
　　　　　　　　　藤原朝臣大津
　　　　　・女子：紀朝臣有常の室
　　　　　・756-812　５６才逝去

　　　　※藤原朝臣大津：正５位下　備前守
　　　　　・父：藤原朝臣内麻呂
　　　　　・母：不詳
　　　　　・妻：紀朝臣南麻呂の娘
　　　　　・男子：藤原朝臣良縄
　　　　　・854-11-2　６２歳逝去（792-854）

　　　　※紀朝臣南麻呂：806-1-28　河内国　介
　　　　　・814-1-7　正５位下　民部少輔
　　　　　・父：紀朝臣勝雄
　　　　　・母：不詳
　　　　　・娘：藤原朝臣大津の室
　　　　　・生没：不詳

　　　　※紀朝臣南麻呂の娘          
　　　　　・藤原朝臣大津の室
　　　　　・正５位下　備前守
　　　　　・母：不詳
　　　　　・男子：藤原朝臣良縄　　　　　　　　
　　　　　・生没：不詳

　　　　※藤原朝臣良縄：正４位下　参議
　　　　　・父：藤原朝臣大津（792-854）正５位下　備前守
　　　　　・母：紀朝臣南麻呂の娘  
　　　　　・868-3-15　逝去４４歳逝去（814-858）

   　   ※藤原朝臣真夏：北家
　　　　　・従３位　参議（7774-830）
　　　　　・父：藤原朝臣内麻呂
　　　　　・男子：藤原朝臣吉備雄　データー無し
　　　　　・生没：
　　　　　　　　　     　　　
　　　　※滋野朝臣貞主の娘　　　　　
　　　　　・藤原朝臣吉備雄の室
　　　　　　・刑部少輔
　　　　　・母：不詳
　　　　　・男子：藤原朝臣春海
　　　　　　　　　・従５位上　大学頭・文章博士
　　　　　　　　　・904-906　日本書紀講諸
　　　　　・生没：不詳

　　　　※滋野朝臣貞主：紀国造族
　　　　　・正４位下　参議
　　　　　・娘：藤原吉備雄の室
　　　　　・６７歳逝去（785-852）　

　　　　　　　　　　　　
・814-7-1　紀朝臣長田麻呂　治部少輔


・814-7-10　紀朝臣長田麻呂　治部大輔


・814-7-26　紀朝臣咋麻呂　従４位下　左京太夫


・814-9-7　紀朝臣長田麻呂　宮内大輔


・814-11-11　紀朝臣国雄　主計頭


・815　紀朝臣有常　生誕　
       ・父：紀朝臣名虎


・815-1　滋野宿禰貞主　蔵人

        
・815頃　紀沙弥の娘
　　　　　　‖────藤原三藤　従５位上、陰陽頭
　　　 　藤原貞嗣（南家）

 　　    ※紀朝臣沙弥の娘　　　　　
　　　 　　・藤原朝臣貞嗣の室
           ・父：紀朝臣沙弥
　　 　　　・母：不詳
　　　 　　・男子：・藤原朝臣三藤
　　　　　　　　 　・藤原朝臣常守
　　　 　　・生没：不詳

　　　　※紀朝臣沙弥： 従５位下
　　　　　・父母：不詳
　　　　　・娘：藤原朝臣貞継の室　
　　　　　・生没：不詳

 　　   ※藤原朝臣貞嗣：藤原南家
　　　 　　・794　従５位下　民部少輔・備前守・典薬頭
　　　 　　・806　従５位上　右中弁
　　　 　　・819　参議　公卿
　　　 　　・821　従３位　中納言
　　　　 　・000「日本後紀」の編纂にも参画したが、途中で逝去　　　　
　　　　 　・父：藤原朝臣巨勢麿
　　　　 　・妻：紀朝臣沙弥の娘
　　　　 　・男子：藤原朝臣三藤
　　　　 　　　　・藤原朝臣常守　従５位下　下野守
　　　　 　・824-1-14　６５才逝去（759-824）

　　　 　※藤原朝臣三藤：南家
　　　　　 ・844　正６位上→従５位下
　　　　 　・853　陰陽頭・紀伊介・土佐権守
　　　　 　・857　従５位上
　　　　 　・860以降　下野守・伊予守・伊勢守　　　　　　
　　　　 　・父：藤原朝臣貞嗣
　　　　 　・母：紀朝臣沙弥の娘　　　　　　　
　　　　 　・生没：不詳


・815-1-7　紀朝臣長田麿　従５位上


・815-1-7　紀朝臣広浜　従４位上


・815-1-7　紀朝臣家長　従５位下→外正５位上
　　　　 　・815-6-22　任官
　　　　 　・父母：不詳
　　　 　　・生没：不詳


・815-1-7　紀朝臣楫継（梶継）正５位下


・815-1-10　紀朝臣百継　従４位下


・815-1-10　紀朝臣長田麿　備前介


・815-1-15　紀朝臣百継　美濃守


・815-3-13　紀朝臣興道　従５位上


・815-4　紀朝臣広浜　
         ・摂津国住吉郡の地十町を賜った　


・815-4-2　紀朝臣継足　従５位上　
　　　　 　・左京職亮

　　　　 　　　　　　　　
・815-5-15　紀朝臣国雄　任官


・815-6　滋野宿禰貞主　正６位下　大内記


・815-6-22　紀朝臣家長　任官


・815-7-13　紀朝臣継足　左京職亮


・815-9-7　紀朝臣貞成　任官

　　　　　　　
・816　紀朝臣虎主　正６位上
　　　 ・826　従５位上
       ・父母：不詳
　　 　・生没：不詳


・816　滋野宿禰貞雄　主殿少属　掃部権允　
       ・右衛門少尉
       ・798　伊蘇志臣から滋野宿禰に改姓
　　　 ・若い頃より大学寮で学ぶ　右京出身
　　　 ・000　嵯峨天皇に召され近侍、のち掃部助
             ・右近衛将官
　　 　・823　宿禰姓から滋野朝臣姓に改姓
　　　 ・823-1　滋野朝臣貞雄　　　 　　　
　　 　・827　従５位下　備前権介
　　　 ・838-11　備前守
　　 　・838-11-29　従５位上
　　　 ・840 仁明天皇朝で一時、少納言、侍従　
　　 　・845-1-11　丹波守　　　　　　　　　　　　 
　　　 ・846-1-7　正５位下
　　 　・850-1-7　従４位下　但馬権守
　　 　・851　但馬権守
　　　 ・859-1-13 摂津守
　　 　・859−11-19　従４位上　
       ・860　摂津守　　　
　　 　・父：滋野朝臣家訳
　　　 ・母：紀朝臣氏の娘　　 　
　　　 ・女子：滋野岑子　文徳天皇の宮人ー男女の子は源姓に　
　  　 ・860-12-22 ６５歳逝去（795-860）　　　　　
　　　 
　滋野家訳─滋野貞雄─┌滋野善淵─滋野恒蔭─┌滋野恒成─滋野恒俊　
　　　　 　　　　　 　│太宰少弐　信濃介　  │因幡介　　散位
                     │大外記　            │
                     │                    └女子　妃
　　　　　　　　　　  │　  　　　　　　　　   　‖───目宮王
　  　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　貞保親王（子孫：清和源氏：滋野流）
　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　清和天皇の皇子
　　　　　　　　　　　├滋野良幹　尾張少掾
　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　├滋野良材　散位
　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　├滋野良親　主税大属
　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　└滋野岑子　宮人　従５位上
　　　　　　　　　　 　　　‖─────源本有
                         文徳天皇　

　　　　　　　
・816-1-14　紀朝臣咋麻呂　兵部大輔


・816-8-10　紀朝臣貞成　任官


・817　紀朝臣深江　正６位上　蔵人、
       ・主税助、式部少丞
       ・大学に史書を学び文章生から大学大允　　　　　　　　　　　　
　　 　・822-1-7　従５位下　左兵衛権佐、左兵衛佐、左近衛少将
　　 　・828-1-7　従５位上
　　　 ・833-1-7　正５位下　
　　 　・833-11-18　正５位上
　　 　・834-1-7　従４位下　刑部大輔
　　 　・834-11-19　兵部大輔
　　 　・834-11-19　備中守→伊予守
　　　 ・840　従４位上　帰京　　　 
　　　 ・寛大な性格でものに動ぜず行う政治に百姓は
         安心して従い、皆が循使と評した
　　 　・父：紀朝臣田上　右京出身
       ・母：不詳
　 　　・840-10-5　５１歳逝去　（790-840）

　　　　　　　　　┌紀勝長・・・紀望行─紀貫之
          　　　  │大３位　　　歌人　　歌人
　　　　　　　　　│大納言
　　　　　　　　　│
　　　　　紀船守─├紀田上──紀深江
　　　  　正３位　│相模守　　伊予守
　　　　　大納言　│　　　　　兵部大輔
　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　├紀田長─紀御園──真済　東寺僧正
                 │長門守　弾正大弼
　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　└紀若子　桓武天皇の女御
　　　　　　　　　

・817　紀朝臣継足　従５位上


・817　紀朝臣百継　従４位上


・817-1-7　紀朝臣善峯　従５位下


・818　明日香親王　久賀朝臣を賜る


・818-1-10　紀朝臣百継　相模守


・818-5-27　紀朝臣不破萬侶　正７位上　小監物
            ・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・819-1-7　紀朝臣長田麿　正５位下


・819　紀朝臣広浜　正４位下


・819-7-27　紀朝臣広浜　正４位下　参議　
            ・太宰大弐　６１歳逝去（759-819）


・820　紀朝臣最弟　内膳典膳
       ・836　正６位上　左衛門少尉
　　 　・840　左衛門大尉
　　　 ・845-1-7　従５位下
　　　 ・846-5-23　右兵衛佐　
　　　 ・850-4-2　兼　因幡国権介
　　　 ・852-1-15　兼　信濃介　　　 
　　 　・父：紀朝臣木津魚の１１男
　　 　・母：不詳
       ・852-3-21　５７才逝去（795-852）

　　　　紀古麻呂─紀飯麻呂─紀木津魚─┌紀百継　従２位　参議
  　　  従３位  　従３位　　従３位　　│
　　　　式部大輔　参議　　　右兵衛督　├紀最弟　右兵衛督・　信濃介
　　　　新羅使　　鎮守府　　　　　　　│
　　　　　　　　　　将軍　　　　　　　└紀魚員　女御
        　　                                ‖
         　　                          　  桓武天皇


・820　紀朝臣御依　従５位下
　　　 ・824　従５位上　
　　　 ・826　正５位下
       ・父母：不詳
　　 　・844 娘：藤原朝臣春津（808-859）の室
　　　　　　・男子：藤原朝臣枝良（845-917）
　 　　・生没：不詳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　

・820-1-7　滋野宿禰貞主　外従５位下　


・820-1-11　滋野宿禰貞主　因幡介　
　　　

・821　滋野宿禰貞主　従５位下　図書頭


・821　紀朝臣椿守　従５位下　上総介      


・821　明日香親王　三品　
　　　 ・父：桓武天皇
　　　 ・母：紀若子（紀船守の娘）　


・821　紀朝臣百継　正４位下


・821-1-7　滋野宿禰貞主　従５位下

　
・821-1-7　紀朝臣百継　従４位上　越前守・美濃守


・821-7　紀朝臣末成　従５位上　大和守


・822　滋野宿禰貞主　図書頭


・822　紀朝臣百継　従３位　公卿


・822　紀朝臣椿守　安房守


・822　紀朝臣深江　従５位下　
       ・左兵衛権佐・佐兵衛佐・左近衛少将

　　　 
・822-1-7　紀朝臣善峰　従５位上　　　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・822-11　紀朝臣名虎　正６位上
　　　　　・822-10-1　従５位下
　　　　　・835-1-7　従５位上
　　　　　・835-5-10　正５位下
　　　　　・838-1-7　従４位下
　　　　　・839-2-18　兼　掃部頭
　　　　　・839-4-25　中務大輔　兼　備前守
　　　　　・840-11-20　従４位上
　　　　　・841-8-28　美濃守
　　　　　・842-1-23　正４位下
　　　　　・843-1-11　刑部卿　　　
　　　　　・父：紀朝臣勝長
          ・母：不詳
　　　　　・男子：紀朝臣有常
　　　　　・847-7-31　逝去　散位

　　　　　・娘　種子は仁明天皇の更衣→常康親王、真子内親王の母
　　　　　・娘　静子は文徳天皇の妃→惟喬親王、惟条親王の母　　　　　
　　　　　・娘　藤原朝臣有貞の妻（南家　藤原朝臣乙麿の後裔）
　　　　　・娘　藤原朝臣冨士麻呂の妻（南家　藤原朝臣巨勢麿の後裔）

　　　　　※子孫　陸奥三戸郡の豪族で慶長（1596-1615）年間まで居住、
　　　　　　　　　木村姓
　　　　　　　　　※日本姓氏大辞書　太田亮
　　　　　　　　　
　　　　  紀船守─紀勝長─紀名虎─┌有常 雅楽頭・尾張守
　　　　　正３位　従３位　左京　　│
　　　　　大納言　中納言　太夫　　│
　　　　　 　　　　　　　　　　　 ├種子 更衣
　　　　　 　　　　　　　　　　　 │　‖──常康親王
　　　　　 　　　　　　　　　　　 │仁明天皇
　　　　　 　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　 　　　　　　　　　　 ├静子 更衣
　　　　　　　　　 　　　　　　　 │　‖──惟喬親王
　　　　　　　　　 　　　　　　　 │文徳天皇
　　　　　　　　　 　　　　　　　 │
　　　　　　　　　　 　　　　　　 ├女子　室
　　　　　　　　　　　　 　　　　 │　‖──藤原忠行
　　　　　　　　　　　　 　　　　 │藤原有貞　
　　　　　　　　　　　　    　　  │
　　　　　　　　　　　　 　　　　 ├女子　室
　　　　　　　　　　　　　　　　　│　‖──藤原敏行
　　　　　　　　　　　　　　　　　│藤原冨士麻呂
　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　└女子　室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‖──藤原元真
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤原清邦


  　　   ※紀朝臣名虎の娘＝種子：仁明天皇の更衣
　　　 　　・母：不詳
　　　　　 ・男子：常康親王（〜869-6-27）薨去
                   ・雲林院宮
           ・生没：不詳

　 　　　※紀朝臣名虎の娘＝静子：文徳天皇の更衣
　　　　 　・母：不詳
　　　　 　・男子：惟喬親王(844-897-3-30)逝去
　　　　　　　　 　・４品　弾正尹　小野宮
　　　　 　・生没：不詳

　　　 　※紀朝臣名虎の娘：藤原朝臣有貞の室
　　　 　　・母：不詳
　　　　　 ・男子：藤原朝臣忠行
　　　　 　・生没：不詳    

   　　  ※藤原朝臣有貞：南家
　　　　 　・844　従５位下
　　　　　 ・845　仁明天皇の更衣:三国町との密通が疑われ
                  常陸権介に左遷
　　　　 　・852　縫殿頭で復帰
　　　　　 ・866　従４位下　備中守・讃岐守
　　　　 　・868　近江権守　　　　 　
　　　　　 ・妻：紀朝臣名虎の娘
　　　　 　・男子：藤原朝臣忠行　 　
           ・873-3-26　４７歳逝去（827-873）

　　　 　※藤原朝臣忠行：歌人
　　　　　 ・887　土佐掾
　　　　　 ・890　従５位下　　　　　 
　　　　　 ・父：藤原朝臣有貞
　　　　 　・母：紀朝臣名虎の娘
　　　　 　・紀朝臣友則との交友あり
           ・906　逝去　若狭守

    　　 ※紀朝臣名虎の娘：藤原富士麻呂の室
　　　　　 ・母：不詳
　　　　 　・男子：藤原朝臣敏行
　　　　 　・生没：不詳     

   　　  ※藤原朝臣冨士麻呂：南家
　　　　　　・833　春宮少進
　　　　　　・842　従５位上
　　　　　　・845　従４位下　　　　　　
　　　　　  ・父：藤原朝臣村田　讃岐守
            ・妻：紀朝臣名虎の娘
　　　　　　・男子：藤原朝臣敏行
            ・850-2-16　４７歳逝去（804-850）

　　　　　※藤原朝臣敏行：南家・歌人
　　　　　　・866　少内記・図書頭・因幡守・右兵衛権佐
　　　　　　・882　従５位上　右近衛中将
　　　　　　・886　右近衛少将　　　　　　
　　　　　　・897　従４位上　右兵衛督　　　　　　
            ・父：藤原朝臣冨士麻呂
　　　　　　・母：紀朝臣名虎の娘
            ・907　逝去

　　　　　　　※男子：藤原朝臣伊辛（母：紀朝臣全吉の娘）

　　　　　※藤原朝臣元真：935-2　加賀掾
　　　　　　・966-1-27　丹波介
　　　　　　・父：藤原朝臣清邦　従５位下　甲斐守
　　　　　　・母：紀朝臣名虎の娘）
　　　　　　・生没：不詳
　


淳和天皇　823-833年　５３代目

　　　　　・高棟王に平姓を授け、平氏賜姓の始まり
　　　　　・827　延暦寺戒壇院の完成
　　　　　・828　空海が綜芸種院を創立


・823　紀朝臣咋麻呂　従４位上　
　　　　

・823-1 滋野朝臣貞主　
        ・滋野朝臣姓を賜る、宿禰姓から朝臣姓に改姓


・823-1　滋野朝臣貞雄　
　　　 　・滋野朝臣姓を賜る、宿禰姓から朝臣姓に改姓


・823-1-7　紀朝臣長田麿　従４位上


・823-1-7　紀朝臣諸継　従５位下


・823-3　紀朝臣末成　加賀守
      　 ・越前に移る　※遍照発揮性霊集
　　　 　・加賀郡と江沼郡の二郡を分割して加賀国を
           建てて中国とした


・823-4-28　滋野朝臣貞主　
　　　　　　・皇太子：正良親王（仁明天皇）の東宮学士


・823-11-20　紀朝臣廣總　従５位下
             ・父母：不詳
　　　　　 　・生没：不詳


・823-11-20　紀朝臣長江 正６位上→　従５位下
　　　　　 　・830-1-7　従５位上
　　　　　 　・832-1-7　正５位下
　　　　　 　・833-2-19　従４位下
　　　　　 　・840-5-8　淳和上皇崩御の際には装束司を務めた
　　　　　　 ・840-3-22　民部大輔
　　　　　 　・840-7-22　備中守　
　　　　 　　・840-7-22　民部大輔　　　　　　 　　　
　　　　　 　・842-1-7　従４位上
　　　　　 　・842-8-13　備前守
　　　　　 　・843-1-12　大和守　　　　　 　　
　　　　　 　・843-11-16　大和国班田使次官
            ・847　太宰大弐
　　　　　 　・848-6-5　太宰大弐　豊後国で雪団子の形をした
                        白亀を得た事を瑞兆として朝廷に報告している　
　　　　 　　・父：紀朝臣広浜
             ・母：不詳
　　　　　 　・男子：紀朝臣豊河・紀朝臣魚弼・紀朝臣良舟
　　　　　 　・生没：不詳

     　　　　  紀古佐美─紀広浜─┌紀善峰　美濃守
　　　　　　　 正３位    参議    │
　　　　　　　 大納言　　太宰大弐└紀長江─┌紀豊河　山城守
               　　　             太宰大弐│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ├紀良舟　美作介　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　       │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　└紀兼弼（魚弼）山城守
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                    
・824　紀朝臣御依　従５位上


・824　紀朝臣田上　官人
　　　・許されて入京（嵯峨天皇の勅により）　


・824　真済　受傳法灌頂　国史伝　真済少年にして出家、
　　　 ・外伝にも通暁していた
　　 　・従大僧都空海受真言教、学大乗道兼通内、

　　 　・空海は両部大法を授けて伝阿闇梨とした、
　　   　時に真済２５歳で人々は感嘆した、
       ・入當護山 高尾峯　不出12年　嵯峨天皇憫其苦行　


・824　「遍照光院」別格本山
　　　　・開基：824　弘法大師
　　　　・創建：824-11
　　　　・000　 真済に付属された
　　　　・住所：紀伊国伊都郡高野町高野山５７５

　　　　　　　　　
・824  紀朝臣鷹守　正７位下　散位
　　 　・俊子内親王に所領を売却（沽却状が現存する）
　　　 ・824-10-11　近江国「大国郷」野地売券 ・小椋谷　赤星文書　　              　
　　　　　        　・紀朝臣鷹成　正６位下　相沽散位      
　　   ・835-1-7　従５位　日向守
       ・父母：不詳
　　　 ・娘：藤原朝臣好行の妻 
　　 　・生没：不詳
         
　　　　藤原好行（南家　藤原豊成の後裔）
　　　　　‖─────藤原五岳　
　　　　紀鷹守の娘
    
        ※紀朝臣鷹守の娘：              
　　　　　・藤原朝臣好行の室
　　　　　・母：不詳
　　　　　・男子：藤原朝臣五岳
　　　　　・生没：不詳  

　　　　※藤原朝臣好行：南家
　　　　　・862-4　紀朝臣春枝と共に河内国・摂津国の両国が争っていた
　　　　　　　　 　伎人堤（西除川の堤防）に関し裁定を行うために
　　　　　　　　 　派遣される 
          ・父母：不詳
　　　　　・妻：紀朝臣鷹守の娘
　　　　　・男子：藤原朝臣五岳
　　　　　・生没：不詳

　　　　※藤原朝臣五岳：従５位下　越後守・備前守
　　　　　・父：藤原朝臣好行　
　　　　　・母：紀朝臣鷹守の娘
　　　　　・生没：不詳
　　　　　

・824-1-7　紀朝臣善峰　正５位下
        

・824-6-28　紀朝臣末成　従４位下　越前守


・824-8-21　「平群座紀氏神社」　旧：村社・式内社
　　　　　　・祭神：平群木菟宿禰＝都久宿禰（紀氏の祖神）
　　　　　　・創建：不詳
　　　　　　　　　　・紀朝臣船守が祖神の平群木菟宿禰を祀る
　　　　　　・鎮座地：大和国（奈良県）生駒郡平群町上庄字辻の宮３

            　※紀朝臣百継　紀朝臣末成と共に奏聞で「紀氏神」が
　　　　　　　　幣吊の例に預かった旨が見える


・824-9　滋野朝臣貞主　兼　因幡介


・825　紀朝臣長田麿
    　・７０歳逝去（755-825)


・825-1-7　紀朝臣末守　従５位下
　　　　　 ・831　従５位上
　　　　 　・父：紀朝臣今人　
           ・母：不詳
　　　 　　・生没：不詳
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　紀小足─紀麻呂岐─紀堅麻呂─紀猪麻呂─紀夏人→
    　　　  　      大和守    造高市    紀伊介　　紀臣
　　　　　　　　　　　　　　　大寺
　　　　　　　　　　　　　　　長官


   　　　  ←紀国足──紀君足─┌紀魚人─紀国守　典薬頭
　　　　　　 右衛士尉　 　　   │鍼博士　 　　　 侍医
　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　 └紀今人─┌紀今守　山城守
　　　　　　　　　　　　　　　 　鍼博士  │
　　　　　　　　　　　　　　　　         ├紀貞守　甲斐守
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　└紀末守──紀末成
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　号：科手
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　式部少輔　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　

・825-4-13　紀朝臣田上　従４位下　
　　　　　　・従７位下　猿取の孫　
　　　　　　・贈る右大臣正２位　紀朝臣船守の第三男也
　　　　　　・825 ５６歳逝去（770-825)　散位


・825-6　紀朝臣稲手　
　　 　　・父母：不詳　　
　　　 　・825-6　逝去


・825-8-29　多治比朝臣今麻呂　参議　宮内卿
　　　　　　・７３歳逝去


・825-12-4　紀朝臣末成　従４位上　越前守


・826　紀朝臣虎主　従５位上


・826　紀朝臣御依　正５位下


・826-1-15　紀朝臣末成　従４位上　越前守　
　　　　　　・４５才逝去（781-826）
　
　　　　　　※追贈　正４位上　※類聚国史


・827　紀朝臣興道　正５位下


・827　滋野朝臣貞雄　従５位下　備前権介


・827　益信（本覚大師）誕生
　　　 ・出身：備後国品治郡（現：広島県福山市新市町）
　　 　・父：紀朝臣魚弼　山城守


・827　ゆず原八幡宮　延暦寺の僧　金亀和尚が創建
　　 　・1159-5　ゆず原八幡宮
　　　　　　　　　・地頭：紀氏（1459-8　地頭：紀貞綱）
　　　　　　　　　・社奉行　實相寺
　　　　　　　　　・預所：備後国（広島県）僧　幸秀法橋上人の寄進状あり
　　　　　　　　　・周防介　頼秀　請負文あり
　　　　・1171-3　宮師　僧定清が申請して豊後国一宮（由原宮）に
　　　　　　　　　・神宮寺は金亀の法脈を伝える「金蔵院」　　　
　　　　・鎮座地：大分県大分市八幡９８７


・827-1-21　紀朝臣国守　正６位上→外従５位下
　　　　　　・834-1-7　外正５位下　賜る姓朝臣
　　　　　　・836-1-7　従位下　右京人侍医
            ・弟　魚守等も朝臣姓を賜る　従８位下
　　　　　　・842-3-8　従５位下　臣姓から朝臣姓に改姓する
　　　　　           　・侍医・内薬正・典薬頭　　　　
　　　　　　・父：紀朝臣魚人（鍼博士）
            ・母：不詳
　　　　　　・弟：紀朝臣魚守　従６位上
　　　　　　・生没：不詳

　　　　　　　※春宮（貞明親王＝陽成天皇）が腹痛の病気になった時
　　　　　　　　硝石からなる薬品を調合し服用した後、もだえ苦しみ
　　　　　　　　始めたので、国守は春宮帯刀所に送られたが、結果は
　　　　　　　　薬の効果により春宮の病気は快癒した。

　　　　　　　※紀朝臣国守は家業として医道を伝えて来たが、紀氏の
　　　　　　　　衰退から脱却するために、新しく家を継ぐ者には
　　　　　　　　紀伝道を学ばせるという遺誠を残し、子息の紀朝臣貞範は
　　　　　　　　紀伝道を学んだという　※三国伝記


　　　　　　 紀小足─紀麻呂岐─紀堅麻呂─紀猪麻呂─紀夏人─紀国足→      　　　　　　     
　　　 　　　　　　　倭国守　　造高市　　紀伊介　　紀臣　　右衛士尉　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　 　　　　　　　大寺長官　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　 　　　
　　　　　　　→紀若足─紀魚人─紀国守─┌紀常仁　侍医　兼　越後守
　　　　　　　　　　　  鍼博士  典薬頭　│
　　　　　　　　　　　　　      侍医　　└紀当仁　侍医　兼　越後守                                
　　　　　　　　　　　　　　　　　

・827-1-21　紀朝臣野長（永）　従５位下　

          　　　　　
・828　紀朝臣善峰　従４位下　美濃守


・828　紀朝臣深江　従５位上


・828-1-7　紀朝臣百継　信濃守


・829　紀朝臣咋麻呂　従４位下


・829-1-7　滋野朝臣貞主　従５位上　
     　　  ・漢詩集「経国集」２０巻の編纂に参画


・829-1-7　紀朝臣並木　外正５位下
　　　　 　・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・829-4-16　紀朝臣百継　右衛門督
　　　　　　・山城国愛宕郡の丘の一処が下賜され神地となった


・830　紀朝臣長江　従５位上


・830　名草豊成　大学博士
　　 　・837　大学博士
　　 　・837　直講
　　 　・000　正六位上
　　 　・839-9-23　直姓から宿禰姓に改姓
　　 　　　　　　　貫附右京四条四坊
　　 　・841　助教
　　 　・841-11-20　外従５位下
　　 　・844-1　駿河介
　　 　・844-1-7　従５位下（内位）
　　 　・父：名草木包
     　・母：不詳
　　 　・854-9-20　８２歳逝去（772-854）　散位　従５位下

　　　 　※祖父：名草島守の孫　　※出典：六国史
　　 　　※弟子として多くの学生が属していた

　　　　※名草氏（名草直）は紀伊国造の一族
　　　　　・豊成の男系の祖先は宗像氏（宗像直）であり
　　　　　・曾祖父＝宗像横根が名草弟日の娘を娶り、
　　　　　　所生の名草島守が母姓を冒して名草姓を名乗ったという


・830-1-7　紀朝臣盛麿　従５位下
　　　　 　・839-10-25　任官
           ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・831　紀朝臣末守　従５位上


・831　紀朝臣百継　正３位


・831-1-4　紀朝臣良門　従５位上


・831-1-23 明日香親王　三品
        　・従３位　上野国太守（群馬県）

          
・831-11-15　真済僧正　宮中真言院を監する


・832　紀朝臣長江　正５位下


・832　紀朝臣興道　従４位下　兵部大輔・佐中弁・右兵衛督


・832　真済僧正　空海が高野山に隠棲した時、
　　　　　　　　・高雄山を付嘱された


・832-1-15　時子内親王　賀茂斎院　卜定される
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：滋野縄子


・832-3-21　聖宝＝俗名：恒蔭王
　　　　　　・000  元興寺 師：願暁律師（〜874） 南都において
　　　　　　　　　　　　　　　・三輪宗・法相宗・真言宗を学ぶ
　　　　　  ・0000  円宗僧都（？）天台宗を学ぶ　　　　　　　　　　　　
　　　　　　・848  貞観寺 真言宗　１６歳で室に入る ２２歳まで
　　　　　　・000　東大寺 華巌宗　 師：真雅僧正に従って　剃髪　染衣
　　　　　　　　　　　　 　　　　  ・名を聖宝と求道の一歩を踏み出家			
　　　　　　・000　東大寺　師：源伝（？）の不法の弟子　華巌宗を学ぶ　　
            ・000　東大寺　願暁（？）
　　　　　　・000　元興寺　平仁（〜874）	
	　　・853〜857	東大寺の戒壇　華巌宗を学ぶ、	　　　　　　　	　　　　
　　　　　　・000　東大寺　師：玄永阿闍梨（？）より華巌宗・三輪宗を学ぶ 
            ・858　貞観寺へ帰室したが、托鉢の旅に立った	
            ・859　幼児の観賢を弟子にして京に帰る、後：観賢僧正に
　　　　　  ・000　草庵→般若寺　真言律宗に住する　洛西の鳴滝のほとりの
　　　      ・869　興福寺の維摩会にて堅義を務め衆議を論破す	
　　　　 　 ・871　真雅僧正(801-879）より無量寿法を受け密教修行に入って
　　　　　　　　　　　　　　       　・山林抖ﾛｳを行った　　　　　　　　　
          　・874　醍醐寺を草創する
　　　　　　 　　　      ・真言宗　小野流の祖				
　　　　　　・875　東大寺「東南院」を建立				
　　　　　　・875-6　上醍醐寺を形成した
                     ・山城国宇治郡の笠取山（醍醐山）の山を受ける
　　　　　　　　　　 　醍醐の山上に准胝堂や如意輪堂・薬師堂を建立
　　　　　　　　 　　 「延命院」・御影堂・清滝宮寺を建立　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　
　　　　　　・879-2  弘福寺  別当に任じられる
            ・887-3　朝廷から正式に伝法灌頂職を授けられる          
　　　　　　・880　高野山で　師：真然僧正（〜891）から両部大法を受ける
　　　　　　・884　東寺　師：源仁（818-887）から真言宗　伝法灌頂を授けられる
            ・890-8  貞観寺  座主に任じられる
　　　　　　・894　東大寺　律師　権法務
　　　　　　・894-12　東大寺　律師　権法務に任じられる
　　　　　　・000　 弘福寺  真言宗豊山派　検校に任じられる		　　　　
            ・895-2　東寺　二長者	
            ・896　東寺　別当を兼ねる　　　　　　  			　　　　　　　　　　
            ・897-12　東大寺　少僧都に任じられる
　　　　　　・899　東大寺　一説に宇多法皇がで受戒したときに戒和尚を務める　　　　　　
　　　　　  ・901-1　東大寺　大僧都に任じられる
　　　　　　・903-3　東大寺　権僧正に任じられる
　　　　　　・904-7-2　東大寺　３００余人の人夫等によって「香積院」＝「佐伯院」
　　　　　　　　　　 　　　    の寺を壊して、東大寺の南大門の東脇の地に移して
　　　　　　　　　　　　 　　 「東南院」と号した
            ・905　東大寺　別當　道義律師は　聖宝を招じて「東南院」を拡大建立して
                        　　　   　　　　　　　　　　　　　・三輪宗の本拠とする
　　　　　　　　           　　　・東大寺における　真言宗の本所とした
　　　　　　・905-7　東大寺「東南院」を附属され院主となる　　佐伯氏の氏人から
                   　　　　　　　　　・「東南院」は聖宝の門流によって代々継承された　
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　・三輪教学の拠点として発展　
    　　　　・906-10　東寺　長者　僧正に任じられる　法務となり
　　　　　　・000　 　東寺　一長者となる　　　　　 　	　　　　　　　　　　　　　
　　　　　  ・907　醍醐寺が醍醐天皇の御願寺となる
          　・909-4　聖宝　病床に就く
　　　　　　　　　 　　　　・宇多天皇・陽成上皇が普明寺に病気を見舞う
　　　　　　・909-6　醍醐寺　僧正を辞する		
            ・父：葛声王　兵部大丞
                        　・施基親王の王子　光仁天皇とは異母兄弟
                          ・母：紀橡姫
　　　　　　・母：綾子姫　右大将　金実利麿の娘
            ・909-7-6　７７才入寂（832-909）　

　　　　　　　※紀氏の流れを持つ僧として　
　　　　　　　※若年より役小角を慕い修験道の基礎を築き
　　　　　　　　晩年は貴族社会とも交流をもち後七日御修法
　　　　　　　　祈雨法等を修した
　　　　　　　※当山派の修験道の開祖　
             ※1701　理源大師の諡号を賜る　　　　　　　　
　　　　　　　※出身：讃岐国（香川県）塩飽島又は山城国（京都）　　　　　　　 
　　　　　    ※真雅僧正 空海の実弟            
　　　　    　※913　定額寺に列した　

　　　　　　　※著書�@大日経疏鈔
　　　　　　　　　　�A胎蔵界行法次第
　　　　　　　　　　�B如意輪修供軌
　　　　　　　　　　�C五大虚空蔵式法
　　　　　　　　　　�D修験最勝恵印三昧耶極印灌頂法など
　　　　　　　※出典：本朝高僧伝・聖宝僧正伝
　　                
              ※元興寺　真言律宗　素健：５９３年　開基：蘇我馬子
　　　　　　　　　　　　・所在地：奈良県奈良市中院町１１
　　　　　　　※貞観寺　真言宗　廃寺
　　　　　　　　　　　　・所在地：京都市伏見区深草瓦町
　　　　　　　※般若寺　真言律宗
　　　　　　　　　　　　・所在地：奈良県奈良市般若寺町２２１
　　　　　　　※弘福寺　川原寺跡　７世紀
　　　　　　　　　　　　所在地：奈良県明日香村川原１１０９　　　　　　　
　　　　　　　※普明寺　真言宗
　　　　　　　　　　　　・所在地：兵庫県加西師大工町３８６
　　　　　　　　
              ※1701-　理源大師の諡号を賜る　　　　　　　　
　　　　　　　※出身：讃岐国（香川県）塩飽島
　　　　　　　※紀氏の流れを持つ僧として　 
　　　　　    ※真雅僧正 空海の実弟
            
　　　　    　※913　定額寺に列した　
             　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　
　　　　　　　（諡号：田原天皇）
   　　　　   施基親王┌光仁天皇
　　　　　　　　‖――│
　　　　　　　紀橡姫　└葛声王（兵部大丞）　
　　　　　　　　　　　　　‖―――恒蔭王（聖宝）
　　　　　　　　　　　　　綾子姫
　　　　　　　　　　　　　右大蒋　金実利麿の娘 


　　   
　　　　　　　　　　　　　　　　

仁明天皇　833-850年　５４代目
　　　　　
　　　　　仁明天皇　　　　　　869-5-14薨去　　　　896-972-9-11　76歳逝去
　　　　　　　‖　　　　　　┌常康親王　従４位──○─空也上人　歌人
　　　　　　　‖　　　　　　｜雲林院に住む　詩作家
　　　　　　　‖──────│
　　　　　　　‖　　　　　　└真子内親王　旡品　870-5-5 薨去
　　    　紀種子　839-1-7　更衣
　　　　　　　従５位上
　　　
　　　　　　　‖　　　〜902　一品　　　　　　　　〜930  右中弁
　　　　　　　‖───┌本康親王─┌雅望王──┌平希世　従4位下　
      滋野縄子女御　　│第五皇子  │従4位上 　│
　　　従4位上　　　　 │式部卿　　│　左馬頭　│
　　　父：滋野貞主　　│　　　　　│　　　　　└平隋時
　　　　正4位下　参議 │　        │　　　　　正4位下　参議
　　　　　　　　　　　├時子内親王│
　　　　　　　　　　　│無品      ├行忠王──┌平左幹　正5位下　
　　　　　　　　　　  │ 賀茂斎院 │従4位　　 │
　　　　　　　　　　  │　　　　　│山城守　　└ 平左忠　正5位下　
　　         　　　　 │　　      │　　　　　　　　　 　安芸守
                     └柔子内親王├修平王　従4位上　右京大夫
　　　　　　　   　　　　無品　　 │
　　　          　　　　伊勢斎院　│大舎人頭
　　　　　　　                   ├源惟時───平在寛　従4位下　
　　　　　　　              　　 │　　　　　　　　　　右京大夫
　　　　　　　                 　├源兼以　従4位上　安房守
　　　　　　　　　　　　　　　　　├源兼仁　従4位上　因幡守
　　　　　　　　　　　　　　　　　├源朝鑑　従5位下　豊後守
        　　                     │ 
　　　　　　　　　　　　　　 　　 ├源朝憲　従4位下　因幡守
　　　　　　　　　　　　          │
　　　　　　　　　　            　├源由道───┌源輔成　周防守　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　└源輔忠─女子
　　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　従5位下
　　　　　　　　　　　　　　　　　├源保望────源惟保　従5位下
　　　　　　　　　　　　　　　　　│従4位下
　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　├女子　康子女王（藤原時平の室）
　　　　　　　　　　　　　　　　　│                 935年
　　　　　　　　　　　　　　　　　└女子　元子女王（伊勢斎宮）


　 　　 　※紀朝臣種子：仁明天皇の更衣
　　　　　　・839-1-7　従５位上    　　　　
            ・父：紀朝臣名虎　
　　　　　　・母：不詳
　　　　　　・男子：常康親王
　　　　　　・女子：真子内親王
　　　　　　・869　逝去            
　　　　　　　　　　　　　　　　
　 　　 　※常康親王＝雲林院親王
　　　　　　・840　無品　志摩国答志島を与えられた
　　　　　　・851 ・洛北の幽荘に隠棲す　詩咋に励んだ　　
                                       ※菅家文草
　　　　　　　 　 ・雲林院は大徳寺の東南にあった、
                    元「紫野院」という
　　　　　　　　　　淳和天皇の離宮であった、
                    のちに「雲林亭」と改名し、
　　　　　　　　　　ここに詩宴を催したこともある)
            ・853-2-23　落髪
　　　　　　・859　親王出家　雲林院と号した　
　　　　　　・869-2　雲林院を遍照に譲って天台宗の修行場とし、
                     亡き父への 謝恩の姿勢を示そうとした　
　　　　　　・詩作家　　　　　　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：紀朝臣種子　更衣　　　　　　
　　　　　　・孫：空也上人（896-972-9-11）
　　　　　　・869-5-14　薨去

　　　　　※真子内親王：旡品　　　　　　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：紀朝臣種子　更衣
　　　　　　・870-5-5　薨去

　　　　　※滋野縄子：仁明天皇の女御
　　　　　　・836　正５位下→従４位上
　　　　　　・男子：本康親王
　　　　　　・女子：時子内親王
　　　　　　・女子：柔子内親王
　　　　　　・父：滋野朝臣貞主
　　　　　　・母：不詳
　　　　　　・生没：不詳

　　　　　※本康親王：一品
　　　　　　・第五皇子
　　　　　　・式部卿・兵部卿・上総太子・太宰師
　　　　　　・男子：雅望王　従４位上　左馬頭
　　　　　　　　　　・子孫：平姓と源姓　　　　　　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：滋野縄子　女御
　　　　　　　　　・（父：滋野朝臣貞主）
　　　　　　・901-12-14　薨去

　　　　　※時子内親王：無品
　　　　　　・832-1-15　賀茂斎院　卜定される
　　　　　　・833　斎院を退下
　　　　　　・835〜843にかけて讃岐国・河内国・山城国・摂津国の
　　　　　　　荒廃・空閑の田地を仁明天皇より賜る　　　　　　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：滋野縄子　女御　　　　　　　　　
　　　　　　・847-2-12　薨去

　　　　　※柔子内親王：無品
　　　　　　・伊勢斎院　　　　　　　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：滋野縄子
　　　　　　・869-2-28　薨去　　　　　
　
　　　　　　　　　
・833　紀朝臣長江　従４位下


・833　時子内親王　賀茂斎院を退下


・833-1-7　・紀朝臣益雄　従５位下
　　　　 　・父母：不詳
　　　　 　・869　逝去


・833-1-19　紀朝臣咋麻呂　出雲守　　　　　　　
　　　　　　・７９歳逝去（754-833）


・833-3　湯直　紀直族　天神族　神産霊尊裔　名草郡
　　　　　・湯直国立　湯直眞針・湯直国作等３人
　　　　　・記直姓を賜る


・833-3-6　滋野朝臣貞主　正５位上


・833-3-13　滋野朝臣貞主　内蔵頭


・833-11-18　紀朝臣百継　従２位　


・833-11-18　紀朝臣深江　正５位下　


・833-12-7　滋野朝臣貞主　宮内大輔　下総守


・834-1-7　滋野朝臣貞主　従４位下


・834-1-7　紀朝臣深江　正５位上→従４位下
           ・刑部大輔・兵部大輔→伊予守に転出


・834-1-7　紀朝臣国守（賜る姓朝臣）外正５位下

　　　　　　　
・834-2-13　明日香親王　
　　　　　　・父；桓武天皇
　　　　　　・母：紀若子（父：紀阿音船守）
            ・薨去
　　　
    　　　　　　　　　　　　　　　　　
・834-6-21　紀朝臣興道　正４位下　逝去


・834-7-1　滋野朝臣貞主　兼　相模守


・834-8-22　紀朝臣国奈須等 ７人　従７位下
　　　　　　・賜る姓朝臣　
　　　　　　・紀伊国人
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・834-10-25　滋野朝臣貞主
　　　　　　・賜山城国愛宕郡空閑地６町


・834-11-19　紀朝臣良門　紀伊守


・834-11-19　紀朝臣深江 伊予守に転出


・834-876　紀宿禰宗家　宿禰姓を賜る
　　　　 　・父母：不詳
　　　　　 ・生没：不詳


・835　真済僧正　空海の詩文集「性霊集」を編纂
                 文才にたけていたことがわかる


・835-1-1　紀宿禰福吉　正６位上→外従５位下、
           ・丹波国の出身で
           ・氏姓は初め大村直、
　　　　 　・835-10　仁明天皇の寵を受け,紀宿禰の氏姓を賜る
　　　　　　　　　 　・右近衛医師　及び其の同族並びに５人賜る                     
　　　　 　・839-1-7　任官
　　　　 　・父：大村人嗣
           ・母：不詳
　　　　 　・生没：不詳

　　　　　　※男子：�@紀朝臣鹿主
　　　　　　　　　　�A紀朝臣氏主


・835-1-7　・紀朝臣鷹守　従５位下　日向守　　　　　 


・835-1-7　紀朝臣善峰　従４位上


・835-1-7　紀朝臣名虎　従５位上


・835-2-10　紀朝臣名虎　授位


・835-2-14　紀朝臣魚員　従５位下


・835-3　紀宿禰豊成　外正８位上　紀国造族　賜る紀宿禰
　　　 　・直姓より宿禰を賜った、紀直継成等　１３人賜る紀宿禰
　　　 　・後に武内流紀氏に転じた
　　　 　・父：紀国栖
　　　 　・母：不詳
　　　 　・生没：不詳　


・835-3　伊蘇志宿禰廣成　従７位下→正６位上
         ・右京人　近江少目
　　　 　・同姓人　麻呂　姓を紀宿禰と賜る　
　　 　　・大和の紀宿禰
         ・父母：不詳
　　 　　・869　逝去


・835-3-8　紀朝臣継成　賜る朝臣姓
　　　　　・父母：不詳
　　　　　・生没：不詳


・835-3-21　真済僧正　
            ・空海　高野山にて入定（62歳）の時　
        　　        遺体の御輿を担ぐ
　　　　　　・空海高弟：実恵、真済、真雅、真如、真詔、真然


・835-4-14　紀朝臣木津魚　従３位　義部卿


・835-5-14　皇女叡努内親王　
　　　　　　・父：平城天皇、
　　　　　　・母：紀朝臣木津魚の娘　魚員　更衣
　　　　　　・835-5-14　薨去

　　　　　　　　
・835-6-9　紀朝臣田村子　
　　　　 　・平城天皇の枕席に侍した女官
　　　 　　・逝去


・835-7-20　紀朝臣百継　参議


・835-8-14　滋野朝臣貞主　兵部大輔・相模守


・835〜843　時子内親王、賀茂斎院退下の後
　　　　　　・讃岐国・河内国・山城国・摂津国の
　　　　　　　荒廃・空閑の田地を仁明天皇より賜る


・835-846　・漢部松長　彈正大疏　
           ・846-5「続日本後記」の論戦に小野篁、
                    伴善男と供に名が見える
　       　・846-11-14　彈正大琉　　　　　　　　　　  　
           ・父母：不詳  ※出典：六国史索引　参考
　　　 　　・生没：不詳  ※出典：伴善男、佐伯有清著　吉川弘文館


・836　紀朝臣国守　外正５位下　右京人 侍医


・836  済棟　東大寺　華巌宗　幼にして出家
       ・842　東大寺　１９歳受戒す　学僧　法相・唯識を学ぶ
       ・855　東大寺　大徳　大僧都　別当２５代
       ・855-3　東大寺　寺務４年
       ・855-7　東大寺　寺務 大仏御頭折落　
       ・856　興福寺　法相宗の学を究す
    　 ・858  東大寺　別当
       ・859-11-1　東寺　律師　東寺に住す
　   　・863  東大寺「唐禅院」に退休
       ・892　興福寺  維摩会講師　大法師　
　　　　         　   ・のち御斎・最勝両会の講師を務めた
       ・892-3-29　東大寺　大徳　別当３４代
       ・894-6-27　東大寺　伝燈大法師位　別当に補す
       ・895　東大寺　権律師
       ・902　東大寺　少僧都
       ・904　東大寺　大僧都　伝燈大法師位 ・号：「唐禅院」 僧都 　　　　　　　   　 　　　 　　 　　　　　　 　 
　     ・父：推定：真済＝紀朝臣松永
　     ・母：推定：紀臣波白　
　     ・妻：推定：多治氏の娘→娘（文徳天皇の宮人）→済子（清和天皇の女御）　　　　　
　   　・905-6-18　８２歳入寂（823-905）
　
　　   　※出典：本朝高僧伝８
         ※「唐禅院」・東大寺の塔頭
　　　　　　　　   　・鑑真の住坊として建てられた塔頭寺院　
　　 　　　 　　　　　　
　　　　紀氏の娘
　　　　　‖─────康済和尚　　　　　　　　
　　　　　‖　   　 
　　　　真済＝紀朝臣松永　　　　　
　　　　　‖─────済棟　
　　　　紀波白　　　　  ‖
　　　　　　　　　　　　‖─────女子
　　　　　　　　　　　　‖　　　　 　‖
　　　　　　　　　　　多治氏の娘　　 ‖────済子　女御
                                   ‖　     　‖
　　　　　　　　　　　　　　　　　 文徳天皇　　 ‖
                                             清和天皇　　　　　　　　　　　　



・836頃　紀朝臣宅主の娘
　　　　 　‖――藤原房雄　従５位下　紀伊守　
　　 　　藤原達良麿

  　　   ※紀朝臣宅主の娘：          
　　　　 　・藤原朝臣達良麿の室
　　　　 　・母：不詳
　　　　 　・男子：藤原朝臣房雄
　　　　 　・生没：不詳

　     　※藤原朝臣達良麿：南家　藤原朝臣真作の後裔
　　　　 　・遠江守
　　　　 　・生没：不詳

　     　※藤原朝臣房雄：　
　　　　 　・866-1-7　従５位下
　　　　 　・867-1-12 　紀伊守・左近将官
　　　　 　・880-5-23　正５位下　肥後守　
　　　　 　・000　従４位下　刑部大輔　　　
　　　 　　・父：藤原朝臣達良麿
           ・母：紀朝臣宅主の娘　　　　　　
         　・895-6-14 逝去


・836　紀朝臣春主　大安寺の僧　法名：恵霊
　　　 ・000　大安寺　僧位　伝燈大法師位
　　 　・836-5-13　還俗して　正６位宇
　　　　　　　　 　・遺唐通訳　兼　権掾　但馬国（兵庫県）
　 　　・父：紀朝臣椿守
　　 　・母：不詳
　　   ・生没：不詳

         ※男子：紀朝臣豊春
　 　　　※大安寺：高野山真言宗
　　　　　　　　 　・所在地：奈良県奈良市大安寺２−１８−１


　　　 　紀大人─紀麻呂─紀宿奈麻呂─紀白満─紀椿守──紀春主──紀豊春
　　　 　　　    正３位　　　　　　　春宮亮　越中権守　大安寺の僧
　　　　 　　　　大納言　　　　　　　　　　　　　　　　還俗して
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 遺唐通訳



・836-1-7　紀朝臣綱雄　従５位下
　　　　 　・842-1-7　従５位上　
　　　　 　・848-1-13　任官
　　　　 　・父母：不詳
　　　 　　・生没：不詳


・836-1-8　紀朝臣清子　授位
　　　　 　・840-1-8　安芸守
           ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・836-3　坂本臣系麻呂　等６４人　賜る朝臣　紀臣族
　　　 　・和泉国（大阪府）和泉郡坂本郷（佐加毛止）と
           ある地名を負う
　　　 　・木角宿禰の後裔　根使主の後である


・836-3-19　紀朝臣永直　讃岐国
　　　　　　・839　大判事
　　　　　　・842-7-26　民部省少丞
            ・842-8　伊予国　権掾「承和の変」で左遷
　　　　　　　　 　　　　　　　　　・藤原氏による最初の他氏排斥事件
　　　　　　・845ｰ8ｰ2　任官
　　　　　　・846ｰ7ｰ26　任官　
　　　　　　・850ｰ1ｰ11　従５位下
　　　　　　・853ｰ1ｰ11　授位
　　　　　　・856ｰ1ｰ12　陸奥国司
　　　　　　・父：紀朝臣田長
            ・母：不詳
　　　　　　・生没：不詳

　　　　　　　紀船守─┌紀勝長　従３位　中納言
　　　　　　  従３位  │
　　　　　　　大納言　└紀田長─┌紀野永　少納言
　　　　　　　　　　　　長門守　│
　　　　　　　　　　　　　　　　├紀御園───真済
　　　　　　　　　　　　　　　　│弾正大弼　　東寺僧正
　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　└紀永直　陸奥守                       　　　　    


・836-5-10　紀朝臣馬主　従５位上　贈られた
　　　　　　・中国で没した者に
            ・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・836-5-10　紀朝臣三寅　贈位
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・836-5-13　紀朝臣三津　遺新羅使いに任命
　　　　　  ・836-8　従６位　武蔵権大掾　大宰府から遺新羅使が新羅に出発　
　　　　　  ・836-10-22　遺新羅使の役目を終えて太宰府に帰還
　　　　  　・836-12-3　朝廷に復命するが、紀朝臣三津のもたらした新羅の
　　　　　　　　　  　　執事省牒によって、三津が失態により使者の役目を
　　　　　　　　　　  　果たすことができずに、新羅から不当な脅しを受けて
　　　　　　　　　　  　帰国したことが明らかになった
　　　　  　・父母：不詳
　　　　　  ・生没：不詳

            ※遺新羅使は飛鳥時代から１５０年以上に亘って
              続いていたが 結果的に紀朝臣三津の使節が
              最後の遺使いとなった


・836-5-13　紀朝臣春主　還俗して　正６位上
　　　　　　・遺唐通訳　兼　但馬国　権掾

　
・836ｰ6ｰ20　真済僧正　
　　　　　　・朝命により遺使藤原朝臣常嗣、小野朝臣篁等と渡海したが
　　　　　　・船舶破裂して乗人４０　余人の内、真済、真然と
              船頭の３人のみが筏で海上を２３日漂い助かる、
            ・帰郷して高雄に住す。


・836-8-20　紀乙魚　桓武天皇の女御　従４位下　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・836-9-19　紀朝臣百継
　　　　　　・７３歳逝去　（763−836）


・836-8　紀朝臣三津　従６位　武蔵権大掾　
         ・大宰府から遺新羅使が新羅に出発　


・836-10-22　紀朝臣三津　遺新羅使の役目を終えて太宰府に帰還


・836-12-3　紀朝臣三津　朝廷に復命するが、執事省牒によって
　　　　　　紀朝臣三津のもたらした新羅の
　　　　  、三津が失態により使者の役目を果たすことができずに
　　　　　、新羅から不当な脅しを受けて
　　　　  　帰国したことが明らかになった


・837　紀直子生まれる、紀朝臣永直の娘？


・837　紀朝臣喜峯の娘　逝去
　 　　・仁明天皇の更衣


・837-6-30　紀朝臣善峯　逝去


・837-7-1　滋野朝臣貞主　相模国司　従４位上


・837-7　嵯峨上皇の皇子＝源鎮が出家して
　　　 　・神護寺に入り真済の弟子となる　　　


・838　滋野朝臣安成　紀伊国　内匠属
　　 　・838-7　従６位上　少外記
　　　 ・839-9-23　直から宿禰に改姓
　　　 ・000　正６位上
　　　 ・843-1-12　大外記
　　　 ・844-1-7　外従５位下
　　　 ・844-1-11　遠江介
　　 　・850-1-15　大外記
　　　 ・852-12-9　名草宿禰から滋野朝臣に改姓
　　　 ・853-3-7　従５位下
　　　 ・857-1-14　相模介
　　　 ・858-10-26　権大内紀　相模介
　　　 ・859-4-9　兼　上野権介
　　 　・859-11-19　従５位上
　　　 ・863-3-30　次侍従
　　　 ・864-1-16　刑部大輔
　　 　・865-3-28　美濃権守
　　　 ・父:滋野朝臣貞雄
　　　 ・母：不詳
       ・男子：滋野朝臣良幹
　　 　・868-7-4　逝去（801-868）


・838-1-7　紀朝臣名虎　正５位上


・838ｰ1-7　紀朝臣椿守　従５位下→従５位上　

　
・838-11　滋野朝臣貞雄　従５位上　備前守


・838-11-20　滋野朝臣貞主　弾正大弼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・838ｰ11ｰ27　紀朝臣是子　授位
　　　　 　　・父母：不詳
　　　　 　　・生没：不詳


・839　紀朝臣永直　大判事、


・839-1-7　滋野朝臣貞主　従４位上


・839ｰ1ｰ7　紀朝臣松永従５位下
　　　　 　・839ｰ1ｰ11〜845　若狭国国司
　　　　 　・846ｰ2ｰ29〜847ｰ2ｰ10　主計寮頭　
　　　　　 ・852ｰ2ｰ15　中務少輔
　　　　 　・852ｰ2ｰ28　丹後国司　
　　　　　 ・854ｰ1ｰ7　従５位上
            ※真済僧正の官吏の名前

　　※紀氏系図
　 　　紀大人─紀猿取──紀船守─紀田長──紀御園──紀真済
　　　　　 　　従４位上　正３位  従４位下　弾正大忠　東寺僧正
　　　　　　　　　　　　 大納言　　　　　　　　　　 （紀朝臣松永）
　　　　　　　　　　　 　                           （従５位上）

　　※石清水八幡宮系図　　　　
　 　　紀大人─紀麻呂─紀飯麻呂─紀古佐美─紀広浜─紀長江→
　　 　紀臣　　紀朝臣　　　　　　正３位　　正３位　山城守
　　　　　　　　　　　　　　 　　大納言　　参議　

　　 　→紀豊河─紀魚弼─紀御園──紀真済
　　　　　　　　　　　 　弾正大弼　東寺僧正


・839-1-7　紀朝臣種子　従５位上　仁明天皇更衣


・839-1-7　紀宿禰福吉　任官　　　　 　
  

・839-1-11　滋野朝臣貞主　従４位上　大和守


・839ｰ1ｰ11　紀朝臣松永 若狭国　国司

　        　・若狭国遠敷郡　松永谷、松永川、「松永保」「松永荘」
　　　　　　　        　　　西松永、東松永、「松永郷」の名を残す

        　　・「松永荘」は後に以下の村が出来る
　　　　　　　          ・西郷：遠敷村、国分村、神宮寺村、忠野村、
　　　　　　　　　          　　金屋村、上根来村、中ノ畑村、下根来村

　　　　　          　　・東郷：東市場村、上野村、門前村、三分一村、
　　　　　　　　          　　　四分一村、池河内村、太興寺村、平野村、
　　　　　　　　　          　　野木村
　　　　　　　 　　　  
　　　　　
・839ｰ2ｰ10　紀朝臣福善　造兵司正　
　　　　　　・840ｰ1ｰ30　筑後守
　　　　　　・840ｰ4ｰ6　但馬守
　　　　　　・843-2-10　任官
　　　　　　・845-2-10　任官
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・839-2-18　紀朝臣名虎　任官


・839-3　坂本臣廣野　正６位　左大史　讃岐国人
　　　 　・和泉国の坂本氏が讃岐国に移ったもの
　　　　 ・朝臣姓に
　　　 　・768-2　寒川郡に
　　　　 ・父母：不詳
　　　 　・生没：不詳


・839-4-8　紀朝臣春主が紀朝臣通事に見える
         　・円仁の「入唐求法巡礼行記」
　　　　 
　　　
・839-4-25　紀朝臣名虎　任官


・839-9　名草直豊成　紀国造族
　　　 　・父母：不詳
　　　 　・生没：不詳


・839ｰ10ｰ25　紀朝臣盛麿　任官
             ・父母：不詳
　　　　 　　・生没：不詳


・840　紀朝臣長江　
　　 　・淳和上皇崩御の際には装束司を務めた


・840　常康親王＝雲林院親王　無品
　　　 ・志摩国答志島を与えらえた


・840　紀朝臣深江　従４位上　帰京


・840　紀朝臣名虎　従４位上


・840 「実相寺」 真済僧正が山城葛野郡に建立（紀家集）　　　　
　　　 ・紀納言（紀朝臣長谷雄）等一類、この寺也　
       ・紀氏の「香華院」または「香火院」として

       ・890「実相寺」京都　広隆寺資材帳
　　　　     ・広隆寺の別院と資材帳の末尾の奥書に書かれている
　　　       ・真済僧正建立云々、紀納言等一類此寺也

       ・977-4-2「実相寺」安救　阿闍梨　法蔵僧都に入室

       ・1215-1-6　定巌　東寺法印「実相寺」にて入寂　

　　 　・1216-5-14「実相寺」村上天皇の為、御息災の真言院
　　　　　　　　　　及び東寺、諸寺（実相寺を含む）に於いて
　　　　　　　　　　仁王経を請せしむ

　　 　・1222-1224　荒廃していた「実相寺」を東寺僧正の行遍が再興
　　　　　　　　　　※行遍：紀伊の新宮や有田の宮崎水軍の統率者となった
　　　　　　　　　　　　　　宮崎氏の祖とされる８３歳入寂（1181-1264）

　　　 ・1275-4-4 「実相寺」仁和寺菩提院了遍御教書
　　　　　　　　　 ・弓削島、太良両荘に関する
                     後三条天皇勅旨文書正文等の寄進

　 　　・1283以後「実相寺」は道我（東寺の僧）により
　　　　　　　　　東寺内に移された様です
　　　　　　　　　道我の「実相寺」住持となる書あり
　　　　　　　　　・書：東寺「実相寺」門跡事
　　　　　　　　　※道我は本名：日野道雅

　 　　・1300　巌遍　号：大夫法印　威徳寺院家
　　　　　 　　・住：東寺「実相寺」

       ・1318-11-27　東寺　金剛蔵聖教目録・八祖祭文集
　　　　　　　　　 　・於：東寺「実相寺」

　　 　・1363-1376 光済　東寺　大僧正の宿坊は「実相寺」
　　　　　　　 　　・光済の父：藤原北家日野流　柳原資明

　　　　・1575-12-28 「実相寺」造営方奉行合点状
　　　　　　　　　　　・実相寺　御坊　亮秀

　　　　※上記までのデータあり


・840ｰ1ｰ6　真済僧正　東寺　内供奉十禅師　


・840-1-8　紀朝臣清子　安芸守
　　　 　　

・840ｰ1ｰ30　紀朝臣福善　筑前守            


・840ｰ3ｰ22　紀朝臣長江　民部省大輔           


・840ｰ4-5　紀朝臣綱麿（綱麻呂）下野国　権掾
　　　 　　・841　信濃国　権守
　　　　　 ・857　従５位上　
           ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳

　　　　　
・840ｰ4ｰ6　紀朝臣福善　但馬守
　　　　　

・840ｰ5ｰ5　紀朝臣乙魚　従４位下　　
         　・桓武天皇の女御　
           ・父：紀朝臣木津魚
           ・逝去


・840-7-22　紀朝臣長江　備中守・民部大輔・備前守
　　　　　

・840-8-22　滋野朝臣貞主　大蔵卿


・840-10-5　紀朝臣深江　従４位上　
　　　　　　・５１歳逝去（789-840）


・840ｰ12ｰ5　真済僧正　神護寺　別当　
　　　　　　・真済僧正の像あり＝重文
　　　　　　・実慧のあとを受けて

　　　　　　　　↓
・840-12-　若狭国「西津莊」の神護寺領に
　　　　　 ・「松長名」あり　


・841　紀朝臣綱麻呂　信濃国　権守


・841-1-7　滋野朝臣貞主　兼　讃岐守


・841ｰ1ｰ12　紀朝臣長江　従４位上　大和国　国司　
　　　　　　・大和国班田使次官


・841ｰ1ｰ13　紀朝臣諸綱　正５位下　美濃国　国守
　　　　　　・父：紀朝臣百継
　　　　　　・母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・841-11-9　真済僧正　東寺　権律師　ニの長者初
　　　　　　　　　　　・元内供


・841-11-23　紀朝臣名虎　従４位上　
　　　　　　・掃部頭、備前守、中務大輔


・842　済棟　東大寺　１９歳受戒す　学僧　法相宗

　　　
・842-1-7　紀朝臣長江　従４位上


・842-1-7　紀朝臣綱雄　従５位上


・842-1-11　紀朝臣名虎　正４位下　美濃守


・842-1-13　滋野朝臣貞主　兼　式部大輔・讃岐守


・842-3-8　紀朝臣国守　右京人 侍医　従５位下　　　　 


・842-3-8　紀朝臣魚守　賜る姓朝臣　従８位上　
　　　　 　・父：紀魚人　鍼博士
　　　 　　・母：不詳
           ・兄：紀朝臣国守　右京人　侍医
　　　　 　・生没：不詳　
　　　　

・842-7-24　紀朝臣弥清　正８位上　大目　
　　　　　　・東大寺領：因幡国「高庭庄」
            ・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・842-7-24　紀朝臣河守　正６位上行　掾　
　　　　　　・父母：不詳　　※出典：東大寺文書
　　　　　　・生没：不詳


・842-7-24　紀朝臣勝長　従３位　左兵衛監　
　　　　　　

・842-7-25　滋野朝臣貞主　参議・式部大輔・讃岐守


・842-7-26　紀朝臣永直　民部省少丞


・842-7-26　紀朝臣常春　正７位上　内舎人
　　　　　　・842-8　下野国　権掾へ左遷（承和の変）
　　　　　　・000　従５位下　太宰大弐（前任　散位）
　　　　　　・861-1-13　従５位下　判官主典（前任　式部大丞）
　　　　　　・864　長門守
　　　　　　・877　従５位下　美濃大掾
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・842-7-26　紀朝臣貞嗣　正６位上
　　　　　　・842-8　尾張国権掾へ左遷（承和の変）
　　　　　　・851-7-19　従５位下
　　　　　　・853-1-7　従５位下
　　　　　　・父：紀朝臣諸綱　美濃守
　　　　　　・母：不詳
　　　　　　・生没：不詳

 　　　　　　紀古麻呂─紀飯麻呂─紀木津魚─紀百継─紀諸綱→　　　　　　 
 　　　　　　式部大輔　従３位　　従３位　　従２位　美濃守　
  　　　　　　　　　　　参議　　 右衛門督　 参議　　　　　　　　　　　　　　 　　

　　　　　　　←紀貞継──紀貞範───紀長谷雄　　　　　　　　
　　　　　　　　尾張権掾　弾正大弼　　従３位　


・842-8　紀朝臣永直　民部省少丞〜伊予国権掾へ左遷（承和の変）


・842-9-27　紀朝臣長江　従５位下　※東大寺文書


・842-12-10　紀朝臣野長　任官


・843　惟喬親王　４品　誕生　
　　　 ・父：文徳天皇　
　　 　・母：紀静子　更衣（紀朝臣名虎の娘）

　　　　　　　　
・843-1　紀朝臣名虎　正４位下　刑部卿
　

・843-1 紀朝臣有常　正６位上 佐兵衛大尉
        ・000　刑部権大輔、
　　　　・850　蔵人
　　　　・850-4-2　左近衛少監、
　　　　・850-5-17　兼　近江権少掾
　　　　・851-11-25　従５位下
　　　　・851-7-16　左馬助
　　　　・852-2-28　但馬介
　　　　・853-1-16　右兵衛佐
　　　  ・854-1-16　讃岐介　　　　
　　　  ・854-11-2　左近衛少将　兼　讃岐介
　　　  ・855-1-7　従５位上　
　　　　・855-1-15　左近衛少将　　　　　 　
　　　　・857-5-8　伊勢権守
　　　　・857-9-27　少納言　伊勢権守　兼　侍従
　　　　・858-2-5　肥後権守
　　　  ・863-3-28　次侍従  
　　　　・865-3-9　刑部権大輔      
　　　　・867-2-11 下野権守
　　　　・871-3-2　兼　信濃権守
　　　　・873-1-7　正５位下
　　　　・875-1-13　兼　雅楽
　　　　・875-3-23　正５位下　雅樂頭　
                    神泉苑にて請雨経法祈雨
　　　　・876-1-7　従４位下
　　　　・877-1-15　周防権守　　　　　　 　            
　　　　・父：紀朝臣名虎　
        ・母：不詳
　　　  ・妻：北家　藤原朝臣内麻呂（従２位　右大臣）の娘
　　　　・娘：在原朝臣業平の室
　　　　・娘：藤原朝臣敏行の室
　　　　・877-2-9 ６２歳逝去（815-877）
　   　　 　　　　　      
   　　　   紀有常         ┌娘 室
　　　　　　  ‖ ─────│ ‖ ──在原棟梁
　　　　   藤原内麻呂の娘　│在原業平　　　　　　　 　                    
　　　　　　　　 　　　　　│　　　　　　　　　　　                       
　　　　　　　　　　　　   └娘　室
　　　　　　　　　　　　　   ‖
　　　　　　　　　　　　　  藤原敏行
　　　　　 　　　　　　　　　　‖──藤原伊辛
                  　　　    紀全吉の娘
                   　　　　    

　　　　　　　※藤原朝臣内麻呂：北家
　　　　　　　　・781-10-23　従５位下
　　　　　　　　・796-1-19　従４位上　但馬守　兼造東大寺長官
　　　　　　　　・806-5-19　正３位　右大臣
　　　　　　　　・809-1-1　従２位　
　　　　　　　　・父：藤原阿蘇真楯　　　　　　
　　　　　　　　・娘：紀朝臣有常室　                         　　　　　
　　　　　　　　・812-11-13　５６才逝去（756-812）

　　　　　　　　　※娘：紀朝臣有常の室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　※在原朝臣業平：
　　　　　　　　・官位：従４位上　蔵人頭・右近衛権中将
         　　           相模権守・美嚢権守
　　　　　　　　・歌人　六歌仙・三十六歌仙
　　　　　　　　・父：阿保親王（平城天皇の第一皇子）
　　　　　　　　・母：伊都内親王　　　　　　
           　　 ・妻：紀朝臣有常の娘
　　　　　　　　・男子：在腹朝臣棟梁
          　　  ・880-7-9　５５歳逝去（825-880）

     　  　　　 ※在原朝臣棟梁：
　　　　　　　　　・885　従５位上　雅楽頭　佐兵衛佐・安芸介・左衛門佐
　　　　　　　　　・898　筑前守
　　　　　　　　　・歌人　中古三十六歌仙
　　　　　　　　　・父：在原朝臣業平
　　　　　　　　　・母：紀朝臣有常の娘
　　　　　　　　　・898　逝去

　　　　　　　※藤原朝臣敏行：藤原南家
　　　　　　　　・官位：従４位上　図書頭・因幡守・右兵衛督
　　　　　　　　・歌人　三十六歌仙・書家
　　　　　　　　・父：藤原朝臣冨士麻呂
　　　　　　　　・母：紀朝臣名虎の娘
　　　　　　　　・妻：紀朝臣有常の娘
　　　　　　　　・妻：紀朝臣全吉の娘　
　　　　　　　　・901　又は　907　逝去　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　※藤原朝臣伊辛：
　　　　　　　　・右近将監
　　　　　　　　・父：藤原朝臣敏行
　　　　　　　　・母：紀朝臣善吉の娘
　　　　　　　　・生没：不詳


・843-1-12　紀朝臣野長　少納言


・843-2-10　紀朝臣福善　任官


・843-5-27　紀朝臣岑子　尚掃　補任
　　　　　　・846-5-27　従５位下
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・844-8-15　紀朝臣清継　賜る姓：朝臣　右衛門大尉
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・843-9-16　紀朝臣廣成　賜る姓朝臣　
   　　　　 ・紀伊国　名草郡人
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・843-9-16　紀朝臣廣人　賜る姓朝臣　
            ・紀伊国　名草郡人
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳
　　　　　　　　 　　　　　　　　

・843-11-16　滋野朝臣貞主　校大和国田使長官


・843-11-27　真済僧正　東大寺　伝燈大法師　　
　　　

・844 「紺口荘」河内国（大阪府）南川内郡 ??
　　　　　　  　・領家：石清水八幡宮寺　
　　　　　　  　　※出典：石清水田中家


・844　滋野朝臣貞主　私邸を「慈恩寺」として建立


・844-1-7　紀朝臣筑紫麿（筑紫麻呂）従５位下
　　　　 　・847-2-11　大監物
 　　　　　・父母：不詳
　　　 　　・生没：不詳


・844-1-7　紀朝臣野長　従５位上

　　　　　
・844-2-8  紀朝臣有友=有朋　内舎人           
           ・852-5-1　兵部少輔
　　　　　 ・868-1-16　武蔵介
　　　　　 ・877-1-10　三河介
　　　　　 ・877-2-29　摂津権介
　　     　・879-1-7　従５位下
　　　　 　・879-8-17　宮内少輔　
　　　     ・歌人　古今和歌集　２首　 　
　　     　・父：紀朝臣興道  
　　     　・母：不詳
　　     　・男子：紀朝臣友則
　　　     ・880　逝去　　　      　　　　　　　  淡路守
　　　　　　　                　　　            ┌紀清正　
                       　　　 歌人　　　歌人　　│
　　紀船守─紀勝長─紀興道─┌紀有友──紀友則──└紀房則　
　  大納言　中納言  蔵人    │宮内少輔　宮内少輔
　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　│越前守　　歌人　  歌人
　　                       └紀本道─┌紀望行─紀貫之
　　　　　　　　　　　　　　　        │                      　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└紀清主　下野国紀党祖　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？
                                      下野太夫


・844-8-15　紀＝堤清継　賜る姓朝臣　右衛門尉大尉  
        　  ・紀伊国名草郡人
            ・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳


・844-10-3　滋野朝臣貞主　班大和国田使長官


・844-11-14　滋野朝臣貞主　兼　勘解由長官


・845　滋野朝臣貞主「便宜十四事」を陳述


・845　紀朝臣御依の娘
　　　　　　‖───藤原枝良（845-917）
　　　　藤原春津

　　　　※紀朝臣御依の娘：              
　　　　　・藤原朝臣春津の室
　　　　　・父：紀朝臣御依
          ・母：不詳
　　　　　・男子：藤原朝臣枝良
　　　　　・生没：不詳

　　　　※紀朝臣御依：
　　　　　・824　従５位下
　　　　　・826　正５位下
　　　　　・妻：不詳
　　　　　・娘：賜る姓：朝臣娘：藤原朝臣春津の室
　　　　　・生没：不詳

　　　　※藤原朝臣春津：藤原式家
　　　　　・従４位江　式部卿
　　　　　・妻：紀朝臣御依の娘
　　　　　・男子：藤原朝臣枝良
　　　　　・859-7-13　５１歳逝去（808-859）

　　　　※藤原朝臣枝良：藤原式家
          ・883-2-14　太皇太后宮少進
　　　　　・913-1-7 従４位上　
　　　　　・915-6-25　参議　兼　讃岐守
　　　　　・父：藤原朝臣春津
　　　　　・母：紀朝臣御依の娘
　　　　　・917-6-19　７２歳逝去（845-917）


・845-1-7　紀朝臣最弟　従５位下　左衛門少　左衛門大尉


・845-1-7　紀朝臣真主　従５位下


・845-1-7　紀朝臣道成　従５位下
           ・845-2-27　左衛門府佐
　　　　 　・848-8-6　左衛門佐
           ・849-1-13　但馬国司　右衛門佐
　　　　 　・854　信濃介
　　　　 　・856-1-7　従５位下
　　　　 　・857　従５位上　　　　
　　　　 　・父：紀朝臣古佐美
　　　　 　・母：不詳
　　　　　 ・男子：紀朝臣東人　伊賀守
　　　　　 ・娘：藤原朝臣智泉の妻
　　　　　 　　　・男子：藤原朝臣佐高
           ・娘：源朝臣国基の妻
　　　　　　　　 ・男子：源朝臣国経　文章博士
　　　　　　　　 ・孫：永観　　
　　　　　 ・888　６４歳逝去（824-888）　　　　

　　　　　　紀古佐美─紀道成──┌紀東人
　　　　    正３位    右衛門佐  │伊賀守・典薬頭
            大納言         　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　├娘
　　　　　　　　　　　　　　　　│‖──藤原佐高
　　　　　　　　　　　　　　　　│藤原智泉
                       　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　└娘
　　　　　　　　　　　　　　　　　‖─源経基─永観
　　　　　　　　　　　　　　　　　源国基


    　　　 ※紀朝臣道成の娘：            
　　　　　 　・藤原朝臣智泉の室
　　　　　 　・母：不詳
　　　　 　　・男子：藤原朝臣佐高　従５位上　伊予権守
　　　　 　　・生没：不詳

           ※藤原朝臣智泉：正５位下　播磨介・豊後守
　　　　 　　・父：藤原朝臣高房
　　　　　　　 　　・母：紀朝臣古佐美の娘
　　　　　 　・母：藤原朝臣真夏の娘
　　　　　 　・妻：紀朝臣道成の娘
　　　　　 　・生没：不詳

　　　　  　 ※藤原朝臣佐高：従５位上　伊予国　権守
               ・父：藤原朝臣智泉
　　　　　   　・母：紀朝臣道成の娘
　　　　　   　・生没：不詳
　　　  　　　 
　 　　　　※紀朝臣道成の娘：　　　　　　　
　　　　　　 ・源朝臣国基の室
　　　　　 　・母：不詳
　　　　　 　・男子：源朝臣経基→永観律師
　　　　　 　・生没：不詳

　 　　　　※源朝臣国基：若狭国司　従４位下
　　　　　 　・父：源朝臣通理　但馬守
　　　　　 　　　　祖：光孝源氏　源朝臣（滋野井）公忠　
　　　　　 　・妻：紀朝臣道成の娘
　　　　　 　・生没：不詳


・845-1-12　紀朝臣眞高　任官
　　　　　　・849　長門国司
　　　　　　・854-1-16　紀伊守
　　　　　　・855-7　紀伊守　甘露を貢献
　　　　　　・857-6　従５位上
　　　　　　・父母：不詳
　　　　　　・生没：不詳　　
　　　　
　　　　
・845-1-12　紀朝臣長江　任官


・845-2-10　紀宿禰福善　任官


・845-2-27　紀朝臣道成　左衛門府生


・845-8-2　紀朝臣永直　任官


・845-11-16　紀朝臣長江　任官


・846　惟條親王　４品　誕生
      　・父：文徳天皇
     　 ・母：紀静子　更衣（紀朝臣名虎の娘）


・846-1　滋野朝臣貞雄　正５位下


・846-1-7　紀朝臣今守　正６位上→従５位下　
　　　　 　・846-1-13　筑前守　　　　　 
　　　　 　・853-1-7　従５位上
　　　　 　・853-1-16　美濃守
　　　　　 ・856-11-3　正５位下
　　　　　 ・857-1-14　近江国　介　　　　　
　　　　　 ・857-4-23　近江介
　　　　　   　　　　　・相坂、大石。龍花の関所の再設置を
　　　　　　　　　　   　上表して認められた
　　　　 　・857-11-29　従４位下　
　　　　 　・857-12-14　近江国　権守
　　　　 　・858-11-25　従４位下　
　　　　 　・860-1-16　摂津守
　　　　 　・861-1-13　山城守
　　　　 　・862-2-21　左京太夫
　　　　　 ・863-1-7　従４位上
　　　　 　・863-2-10　大和守（前任　左京太夫　兼　山城守）　　　　 　
　　　　　 ・864-1-7　正４位下
　　　　 　・864-1-16　兼　大和守
　　　　 　・865-1-27　正４位下　左京太夫　兼　山城守　
　　　　 　・865-2-29　逝去　
　　　　 　・父：紀朝臣今人 鍼博士
　　　 　　・母：不詳
　　　　 　・男子：紀朝臣数雄
           ・872-5-11　逝去 正４位下　播磨守　　　　　　       

　　　　　　 紀小足─紀麻呂岐─紀堅麻呂──紀猪麻呂─紀夏人→
　　　　　　　？　 　倭国守 　 造高市      紀伊介　　臣
　　　　　　　　　　　　　　　 大寺長官
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 →紀国足──紀君足─紀今人─紀今守──数雄──紀広瀬
  　　　　　   右衛士尉  　      鍼博士  山城守    越後守　菅谷氏祖
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 侍医

　　　　　　　　　 　　　
・846-2-29　紀朝臣松永（松長）主計寮頭　従五位下
　　　　　　　↓↓↓             〜847-2-10迄
・846-4　真済僧正　東寺は傳法会を開いて
                   綜外芸種智院（空海が開いた学校）を
　　　　　　     　枯却して、その代金１４００貫文で東寺周辺および
　　　　　　　 　　・丹波国「大山庄」を買得した, この件は真済が担当した
                   ・「大山庄」の開発のため東寺から僧が派遣された

        　※「大山庄」摂津国（兵庫県）多紀郡　丹南町
　　　　　　　　　　　・846　立庄　東寺領　墾田９町余
　　　　　　　　　 　　　　　次第に荒廃田収公に
　　　　　　　    　　・1003　再建　立庄
　　　　　　　　　　　　　    ・領家：藤原良房領
　　　　　　　　　　　　※出典：東寺百合文書


・846-5　漢部松長「続日本後記」の論戦に
　　　 　・小野篁、伴善男と供に名が見える
         ・846-11-14　彈正大疏
　　 　　

・846-5-23　紀朝臣最弟　右衛門佐　


・846-5-27　紀朝臣岑子　従５位下　尚掃補任　
                 ※出典：平安時代史辞典　角川書店


・846-7-26　紀朝臣永直　任官


・846-11　滋野朝臣貞主　止勘解由長官


・846-11-14　漢部松長　彈正大疏　             　


・847　紀朝臣長江　太宰大弐


・847-1-7　紀朝臣好雄　従５位下
　　　 　　・850-1-15　美濃国介
　　　 　　・857-6　任官
　　　　 　・857-9-17　任官
　　　 　　・867-2-11　任官
           ・父母：不詳
　　　 　　・生没：不詳

　　　
・847-1-7　紀朝臣全吉　正６位上→従５位下
　　　　 　・846-12-14　主殿頭
　　　 　　・856-9-27　右近衛少将　主殿頭
　　　 　　・857-1-7　従５位上
　　　　 　・857-1-14　紀伊介
　　　　 　・858-6-14　美濃国　権介
　　　　 　・858-9-23　従５位上　備前国　権守
                     　（前任　右近衛少将　兼主殿頭行）
　　　　　 ・父母：不詳
           ・娘：藤原朝臣敏行の妻
　　　　　　　 　・男子：藤原朝臣伊辛           
　　　　 　・生没：不詳

　　　　　　　　　　　　　紀全吉の娘
　　　　　　藤原冨士麻呂　　　‖――藤原伊辛　右近将監
　　　　　　　　‖――――藤原敏行　　
　　　　　　紀名虎の娘　　　　‖
　　　　　　　　　　　　　紀有常の娘

　　　　　※藤原朝臣富士麻呂：藤原南家
　　　　　　・従４位下
　　　　　　・陸奥出羽按察使　　　　　　
　　　　　　・妻：紀朝臣名虎の娘　
　　　　　　・男子：藤原朝臣敏行
　　　　　　・850　４６歳逝去（804-850）

　　　　　※藤原朝臣敏行：歌人　３６歌仙の一人
　　　　　　・従４位上　右兵衛督　　　　　　
　　　　　　・父：藤原朝臣富士麻呂
            ・母：紀朝臣名虎の娘　
　　　　　　・妻：紀朝臣全吉の娘　
　　　　　　　　　・男子：藤原朝臣伊辛
　　　　　　・妻：紀朝臣有常の娘　　　
　　　　　　・907　逝去　　
　　　　　　　　　　　

・847-1-7　紀朝臣真丘　従５位下
　　　　 　・864-2-16　但馬権介・但馬介
　　　 　　・865-1-27　従５位下　上野介　諸陵頭→散位
　　　 　　・869-1-13　従５位下　河内守（前任：散位）
　　　　 　・869　長門国 国司
　　　　　 ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・847-2-11　紀朝臣筑紫麿（筑紫麻呂）大監物


・847-2-12　時子内親王　
　　　　　　・父：仁明天皇
　　　　　　・母：滋野縄子
　　　　　　・薨去


・847-4-23　真済僧正　東寺正律師　東寺一の長者


・847-6-16　紀朝臣名虎　刑部卿　散位
　　　　　　・逝去


・847-11-9　真済僧正　東寺一の長者　
            ・４８歳　寺務を司る　
            ・文徳天皇の徳寵による　　 
　　　　　

・848　紀真貞宿禰　紀伊国在田郡司　擬大領
　　 　・在田郡を上郡に昇格させる。
　　　 ・854-6-7　その一部を真済権大僧都に売却する
                  ・新田・家地・畠地　計５町３段余を
       ・父：紀朝臣千本　従６位上
　　 　・母：不詳
　 　　・生没：不詳


・848　紀朝臣長江　太宰大弐　従４位上
       ・豊後国で雪団子の形をした
       ・白亀を得た事を瑞兆として朝廷に報告した


・848-1-7　紀朝臣興我業　従５位下　
　　　　 　・848-2-14　任官
　　　　 　・849-2-27　武蔵介
　　　　 　・856-10-21　任官
           ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・848-1-7　紀朝臣全法　従５位下
　　　　 　・849-1-13　常陸介
　　　　 　・857　従５位上
           ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳


・848-1-13　紀朝臣綱雄　任官


・848-2-14　紀朝臣興我業　任官
            

・848-5-2　紀葛成　墾田売券　直川郡　
　　　　　 ・限：東　紀朝臣長川治田　限：南：野
　　　     ・限：西：池井田　限：北：林
　　　　 　・専売　紀朝臣葛成
　　　　 　・相売　紀朝臣宗文   ※出典：平安遺文第八
　　　　 　・相売　紀朝臣美雄
　　　　 　・證人　紀朝臣乙魚
　　　　　 ・父母：不詳
　　　　 　・生没：不詳

　　　　　　　
・848-8-6　紀朝臣道成　左衛門佐


・848-12-21　紀宿禰高継　紀伊国造
             ・父：国栖　紀伊国造　名草郡大預
　　　　 　　・母：不詳
　　　　　 　・生没：不詳

　　　　　　　　　　　 　名草郡大預
 　　 牟婁────広嶋───国栖─┌紀豊成　紀伊国造
　 　 紀伊国造　　紀伊国造　国造　│
　 　 名草郡大領　　　　　　　　　├紀高継──深海─槻雄──以下紀伊国造へ
　 　　　　　　　       　　　　  │紀伊国造        紀伊国造　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　 │
　 　　　　　　　　　　　　　　　 └紀広淵　紀伊国造


・849　紀朝臣眞岡　長門国 国司


・849-1-13　紀朝臣全法　常陸介


・849-1-13　紀朝臣道成　但馬国司　左衛門佐


・849-2-27　紀朝臣興我業　武蔵介


・849-4-28　山城国左京六条一坊に住まいを移す　

　　　　　　・紀朝臣生永　従７位下　越中博士
　　　　　　・紀朝臣核主　正６位下
　　　　　　・紀朝臣核継　従７位下　大和国添上郡人
　　　　　　・紀朝臣核吉　従７位下　太宰師安康親王家令　文学徒
　　　　　　・紀朝臣実等　従８位下


・849-8-5　滋野朝臣貞主　正４位下　参議　相模守

　
・849-9-26　滋野朝臣貞主　宮内卿


・849-12　紀宿禰高継　紀国造家
　　　　　・名草直豊成の弟
　　　　　・父母：不詳
　　　  　・生没：不詳


・849-12-21　紀宿禰福雄
　　　　 　　・父母：不詳
　　　　　 　・生没：不詳　



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