紀氏の歴史の軌道I
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三条天皇 1011-1016年 ６７代目
・1011頃 承均 興福寺 法橋
・古今作者
・父：紀朝臣行広
・母：不詳
・生没：不詳
紀望行─┌紀貫之 歌人
歌人 │土佐守
│
└紀宗定──行広→
伯耆守
興福寺 興福寺 興福寺
→┌承均──┌承澄────承賢──承尊
│法橋 │円満院坊官 法橋 上座
│ │
└勝延 └行尊
・1011-12-8 紀朝臣 大典 使い
※出典：東大寺文書
・1012-12 紀朝臣宣明 検非違使・御厨子所預
・1013 定清 石清水八幡宮「護国寺」第１８代別当
・1013-1-16 明救 東大寺 権僧正 僧綱牒
・1013-1-18 尋慶 石清水八幡宮「護国寺」別當・法眼
・入寂
※系図不詳
・1013-1-20 聖清 石清水八幡宮「護国寺」別當・検校・法印
・８８歳入寂（925-1013)
・1013-6-23 紀朝臣昭子 従４位上
※出典：国文大系類聚符抄第一
・1013-9-28 紀朝臣保方 府生 渦状を留める
・1013-11-28 紀朝臣兼輔 石清水八幡宮 俗別当
・正５位上に叙す ※出典：史料綜覧
・1013-12-28 明救 東大寺 権僧正
前佐渡守
・1014 紀朝臣数遠の娘
‖―中原師平 大外記
大外記中原師任
・1014-9-20 当子内親王 １４才で伊勢に下向
・1014-10-11 元命「宇佐八幡宮寺」の「弥勒寺」講師：
・1017-10-20 定清に石清水八幡宮「護国寺」第１８代別当職を
元命が望むが宮寺の権別当・法橋に
・1017-10-20 宮寺の権別当になるに及び
・石清水八幡宮は「弥勒寺」を
管掌下に置くようになった
・石清水八幡宮は九州にまでその勢威を及ぼすことになった
・1034「宇佐八幡宮」（福岡県粕屋郡）を
石清水八幡宮「護国寺」の法印元命が雑事を管理する
・以来、石清水八幡宮の紀氏が相伝する
・1051 元命の跡を継いで別当になった清成が
「筥崎宮」（現福岡市）の大検校職に補される
・父：源氏
・母：不詳
・妻：鎮西松浦殿の娘
・男子：清成 石清水八幡宮別当
・妻：紀朝臣兼輔の娘
石清水八幡宮 第７代神主
・生没：不詳
・1014-10-11 院救 石清水八幡宮 権上座
・源朝臣元命を殺害せんと院救等が動く
・1014-12-19 明救 東大寺 権僧正
・1015 紀朝臣河望 穀倉院の年預職
・父母：不詳
・生没：不詳
・1015 紀朝臣貞光 検非違使 左衛門府生
・藤原朝臣実資の下家司
・父母：不詳 ※出典：中世公家と地下官人
・生没：不詳 吉川弘文館
・1515-2-18 紀朝臣頼任 近江掾
・父母：不詳
・生没：不詳
紀朝臣時友 近江掾
・父母：不詳
・生没：不詳
・1015-3-29 紀朝臣行信 左弁官 少史
・「廣瀬大社」旧：官幣大社・別表神社・式内社
・広瀬・龍田両社祭使諸太夫状
・従５位下 為済王以下４人、従１０人
・父母：不詳
・生没：不詳
・1015-11-16 紀朝臣行成 太皇大后 宮太夫家
・領有年庄司奇人等 臨時雑役事 播磨国国府
・父母：不詳 ※出典：朝野群戴巻第２
・生没：不詳
一条天皇 1016-1036年 ６８代目
・1016 明救僧正 東大寺 権僧正
・1016-1-29 当子内親王 伊勢斎宮を退下
・1016-1-29 敦明親王 一条天皇の皇太子に
・三条天皇の第一皇子
・1016-12-28 明救 東大寺 僧正
・慶令受供大綱掌僧法○事
・三条天皇の病気を加持し、その勧賞で僧正となる
− 藤原頼通 摂政 関白 1017-1018 −
・1017 当子内親王 出家
・1017-6-10 寛印（紀氏）合叙 事跡
・1017-10-20 元命 定清に石清水八幡宮「護国寺」第１８代別当職を望むが
宮寺の権別当・法橋に
・「護国寺」の権別当になるに及び
・石清水八幡宮は「弥勒寺」を管掌下に置くようになった
・1017-10-20 院救 石清水八幡宮
・「護国寺」権別当・法橋
・権別当で僧綱となった初めての人
・1017-10-21 紀朝臣成寅 直川刀爾職の孫
・紀伊国名草郡
・父母：不詳
・生没：不詳
・1018-3-9 明救 新造内裏の百口僧
・1018-8-9 源朝臣明子 三條天皇の乳母
・円融朝に官仕えに上がり典侍を辞任する
・母：紀朝臣頼子 従３位
・1018-8-29 師明親王（三条院第４皇子）
・東大寺で受戒、 僧名：性信
・三品大御室 広沢流正統也 准三后
・1018-11-2 紀朝臣重利 学生
・平野祭り 詩を召返す
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
− 藤原頼通 関白 1019-1066 藤原氏衰退へ −
・1019 明救 東大寺 僧正
・1019 紀朝臣宣明 右衛門尉
・1019-2-19 紀朝臣義孝、紀伊国造
・1019-1035 国造社務１６年辞退
・移住 美濃国 仍号：美濃国造
・父：紀朝臣孝経 ※紀朝臣淑光の後裔
・母：不詳
・生没：不詳
・1019-6-19 紀朝臣重方 刀伊入冠 勲功
・府官 藤原朝臣友近の隋兵
・大宰府が注進した刀撃の勲功者交名にある
・こうした兵を「皆府無止武者」と表現している
・父母：不詳 ※説話の語る日本の中世
・生没：不詳 著者：関幸彦
・1019-7-16 院救 石清水八幡宮
「護国寺」権別当に○務宣旨を下す
・1019-10-20 明救僧正 第２５代 天台座主 治山一年間
・1019-11-20 紀朝臣佐正＝池田十郎教正 秦徳山畠売券
・買人：「山田郷」大蔵太夫 紀朝臣佐正＝池田十郎教正
・父母：不詳 ※出典：平安遺文 第二
・生没：不詳
・1019-12-18 観修 故前大僧正観修に
智静の諡号を贈る
・1020頃 紀朝臣行連 藤原朝臣兼経の家司
・正３位 参議（1000-1043）４３歳
・父母：不詳
・生没：不詳
・1020 明救 浄土寺 山城国 開祖で住した
・1020-1 紀朝臣弘子 外従五位下 内裏 闈司
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1020-7-15 明救僧正 浄土寺
・真済僧正の後身と言われる
・７５歳入寂（946-1020)
・1022 紀朝臣成盛
・父母：不詳
・生没：不詳
・1022「神原杣」筑後国（福岡県）大牟田市
・領家：不詳 ※出典：石清水文書
・1023「質美荘」丹波国（京都府）船井郡
・領主：石清水八幡宮・極楽寺領
※出典：石清水田中家文書・菊大路家文書
・1023「伯可荘」播磨国（兵庫県）穴栗市
・領主：石清水八幡宮 極楽寺領
※出典：石清水田中家文書
・1023「多豆島荘」播磨国（兵庫県）穴栗市
・領主：石清水八幡宮 極楽寺領
※出典：比定地未詳
・1023「可賀島荘」摂津国（大阪府）大阪市
・領主：石清水八幡宮
※出典：石清水田中家文書
・1023「養父荘」河内国（大阪府）枚方市
・領主：石清水八幡宮
※出典：石清水田中家文書
・1023「石榴園」河内国（大阪府）八上郡 松原市
・領主：石清水八幡宮 極楽寺領
・1226 園と牧の界 相論
※出典：石清水田中家文書
・1023「伊都野荘」紀伊国（和歌山県）伊都郡
・領主：石清水八幡宮 極楽寺領
・1103 石清水八幡宮 極楽寺 院主の領掌
※出典：石清水田中家文書
・1023「三上院」紀伊国（和歌山県）名草郡
・領家：不詳
※出典：薬王寺文書。栗栖家文書
・1023「片岡荘」備前国（岡山県）岡山市
・領主：石清水八幡宮 片岡別宮領・極楽寺領
※出典：石清水田中家文書
・1023「平賀荘」讃岐国（香川県）高松市
・領主：石清水八幡宮領
※出典：石清水八幡宮文書
・1023「林津荘」讃岐国（香川県）不詳
・領主：石清水八幡宮「護国寺」領
※出典：石清水八幡宮文書
・1023「樽前荘」讃岐国（香川県）不詳
・領主：石清水八幡宮
※出典：石清水八幡宮文書
・1023-8-1 定清 石清水八幡宮「護国寺」別当・検校
・1023-8-1 院救 石清水八幡宮「護国寺」 別当
・1023-8-10 紀朝臣正方 将曹 右衛門府渦状を進めしむ
・父母：不詳
・生没：不詳
・1023-10-5 定清 石清水八幡宮
・宿院「極楽寺」を定清の門胤に
・1024「大西荘」河内国（大阪府）不詳
・領主：石清水八幡宮 極楽寺領
・1158 石清水 宿院 極楽寺領
※出典：石清水田中家文書
・1024-6 紀朝臣宣明 従５位下
・1024-8-2 紀朝臣信孝 釈尊 伴朝臣致堪と争う
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1025「神崎荘」肥前国（佐賀県）神埼市
・領家：安富弥三郎貞泰
※出典：神田神社文書
・1025 清成 石清水八幡宮「護国寺」別当
・1051-12-5 筥崎宮（現福岡市）の大検校職
・1052-6-8「宇佐八幡宮」惣検校に補し
・本末宮寺及び所領荘園の雑事を執る
・1054-3-20 大宰府をして法眼清成、
「弥勒寺」講師戒信の訴えを採決せしむ
・1055 宝殿大回廊 馬場殿を造営
・1055-3-20「千栗八幡宮」の雑務を執行せしむ
・父：石清水八幡宮 元命
・母：鎮西松浦殿の娘
・娘：紀朝臣兼輔 石清水八幡俗別当の妻
・男子：清秀 石清水八幡宮
・1067-7-13 逝去 宮寺 検校・法印
父：源元命 石清水八幡宮
‖――――清成 検校・法印
母：鎮西松浦殿の娘
・1025-8 紀文実の娘
‖――藤原泰通
藤原惟孝 正４位下 美濃守・播磨守
※藤原朝臣惟孝：北家 藤原朝臣高藤の後裔
・男子：藤原朝臣泰通
・父：藤原朝臣為輔（920-986）
正３位 権中納言
・母：紀朝臣文実の娘
※ 紀朝臣長谷雄 ─紀朝臣淑光 ─紀朝臣文実 但馬守
兵部大輔
紀文実─┌紀重親──┌紀知貞─紀親任──紀親房──紀親光※@→
│大膳大夫 │右馬允 修理進 中務少輔
│ │
│ └紀守親─紀基親
│ 肥後守 左衛門
│
├紀定興─┌紀信親─紀宣時──紀宣明
│肥前守 │ 左馬允
│ └紀信重
│
└女子 藤原惟孝の室
※@紀親光
↓
紀文具─紀文光──紀文盛─┌紀文長─┌紀文経─紀文栄─※A→
後鳥羽 陸奥守 │後鳥羽 │縫殿介 修理進
上北面 │北面 │
左京権太夫 │ └紀文頼─┌紀文弘─┌紀文泰
│ 内蔵介 │対馬守 │
│ │ └紀文秀
│ ├紀文忠
│ │近江守
│ │
│ └紀文清 右近将監
│
├紀文平─┌文維─文親
│
└＝紀文元─紀文親─紀惟宗（文賢）
（惟宗） 大膳亮
日比良（皆吉）
※A紀文栄─┌紀文重─┌紀文香
│玄蕃頭 │
│ ├紀文方─紀文道
│ │
│ └紀文量
│
├紀文雅
│
└紀文豊─紀文篤
備中守
・1025-8-4 安富 職掌人庁頭
・父母：不詳
・生没：不詳
・1026 紀朝臣能成 薩摩国「伊集院」郡司
・父母：不詳
・生没：不詳
・1026-8-26 紀朝臣延正 左看督長
・看督長 百済 宛 ※出典子：中右記
・獄舎を修造せられんことを検非違使庁に申請す
・父母：不詳 ※出典：平安遺文 第二
・生没：不詳
・1027「野上荘」紀伊国（和歌山県）海草郡
・領家：石清水八幡「護国寺」寺領
・３２町１段
※出典：石清水田中家文書・石清水文書
・1028「鞆淵薗」紀伊国（和歌山県）紀ノ川市
・領家：石清水八幡宮「護国寺」領
・１３町１８０歩
※出典：石清水田中家文書
・1028 紀朝臣宣明 安芸守
・1028-11-16 紀朝臣宮道 左官掌 院使い
・紀伊国「山東庄」立券文案 ※出典平安遺文５
・父母：不詳
・生没：不詳
・1029 全覚 園城寺 権少僧都
・1029-6-19 紀朝臣公則 正６位上
・1029-9-7 全覚 内裏に於いて御修法を行わしむ
下野守（紀朝臣成高の後裔）
・1030頃 紀盛宗の娘
＆＃8214；−−−−−−−佐々木行定
佐々木経方 従５位下
近江守
近江国惣追捕使
※佐々木行定は母姓を冒して木村＝紀朝臣道教 権守
・佐々木宮 神主
・家紋：四目結 または釘貫
・1030-3-21 定清 石清水八幡宮「護国寺」別当・検校・法印
・逝去
・1031「大江御厨」河内国（大阪府）東大阪市
・御厨子所預 ※出典：石清水文書
・1031-2-20 紀朝臣宣明 安芸守書状
※出典：平安遺文 第九
・1032-6-2 紀朝臣宣明 従５位上 安藝守
・強盗に殺される
・1034 元命 石清水八幡宮「護国寺」法印
・「宇佐八幡宮」（福岡県粕屋郡）を
石清水八幡宮の雑事を管理する
・以来、石清水八幡宮の紀氏が相伝する
・1034「宇美八幡宮」旧：県社・別表神社
・鎮座地：筑前国（北九州市）糟谷郡宇美町宇美１−１−１
・石清水八幡宮 別当兼弥勒寺講師の法印元命が
雑事を管領する、以後
紀氏が相伝する
※宇美宮も石清水八幡宮の末社に位置づけられた
※1205 石清水八幡宮 別当：田中道清（紀氏）は
嫡子：宗清に「筥崎宮」を譲与した
次子：房清に「宇美宮」を譲与した
※1242 房清の処分状によれば６ヶ庄
「宇美荘」「長野荘」「白水荘」
「植木荘」「吉原荘」「多富荘」
※1274 蒙古の襲来の際には「筥崎宮」の留主
僧：俗社官等は神体を奉じて「宇美宮」へと
逃れてきた上山「極楽寺」にも入った
※幾度が田中房・善法寺房の石清水八幡宮祠官家からの
競望もみられたが、戦国期に至るまで房清の子孫が
宇美宮 検校職として荘園を伝領した
・1035「山田荘」摂津国（兵庫県）八部郡 神戸市
・領家：六条八幡宮領
※出典：九条家文書
・1035 「薗財荘」紀伊国 日高郡 現：御坊市
・1072 領主：石清水八幡宮 宝塔院領 ５０町
・紀朝臣広明等の公験師施入に起源あり
※出典；石清水田中家文書
※紀朝臣広明：４世紀 建部君 景行天皇より出る
・７世紀〜８世紀 郡司を辞し、朝臣を賜わる
・後裔：川端氏
・父母：不詳
・生没：不詳
・1035 ・川端氏→建部君
・先祖：紀朝臣広明
・４世紀 景行天皇より出る
・７世紀〜８世紀郡司を辞し、朝臣を賜わる
・紀朝臣広明等の荒田３０町 畠２０町および塩浜等
公験師施入に起源あり
・紀伊国日高郡 現：御坊市「薗財荘」石清水八幡宮領
５０町
※紀氏の流れと解釈して
・1035 永観 ２歳 石清水八幡宮
・「護国寺」別当
・石清水八幡宮 元命の３男として養子に
・幼にして山崎の国成寺に至って不動明王の加護を受け
・絶えず慈救咒を唱えた。
・禅林寺深観師のもとで剃髪して永観と改めて
密教を学ぶ学僧
・1043 「護国寺」別当・法印 元命の門に入る
・1044 １１才 禅林寺の深観に学ぶ
・1045 東大寺で具足戒を受ける
東大寺 東南院に住する
東大寺の有慶・顕真に師事して
三輪宗・法相を学ぶ
・1052 京都 東大寺 別所「光明山」に住む
・1057 「平等院」の番論議の選者として満座の人を
心服させる
・1062 山城国「光明t寺」に隠棲 病弱であった
・浄土教を民間に布教するたま
・1072 東大寺 別所光明山を去り、
念仏の民間布教に奔走する禅林寺に
「薬王院」を設け病人救済などの事業と行った
・1080 往生講式を撰す
・1082-2 念仏行道の時、
壇上の阿弥陀みかえりの相を感得
・1084 東大寺別当
・1086-5-14「興福寺」維摩会講師
・1087 興福寺 維摩会 講師
・1090 丈六の阿弥陀仏像を作って「薬師寺」に
納めた
・1094 阿弥陀信仰を提唱
・0000 白河院が永観を護持する
・1097 寺内に薬王院を建て、施療所を設ける
・1098 律師に任じられる
・1099 権律師 官任：依公請労補権律師
・1099-9 田楽舞の件で東大寺と争う
・1100-5-21 東大寺８３代別当の時、岐阜市南部の
「茜部荘」と攝津国の5月「猪名荘」の年貢を
東大寺の学侶の百口学生供とした
・正倉院・七重塔・食堂・回廊などの
修理を行う東大寺の立て直しに努め
「能治の永観」と称された
・1101-2-28 東大寺領「大井荘」別当・権律師
・1102 東大寺別当を辞する
東南院を興し終生ここを本拠とした。
禅林寺（別当職）に帰る、
※禅林寺は九条家と関係あり
・1104 東大寺 別当の辞任が認められた
・1106 永観 官任：依公請労補権律師
・兵庫県の「長洲荘」は皇太后宮職領から
東大寺領になるようにと
鴨御社と返還争いに
・土地は東大寺に、人は鴨社と裁決される
・1108 東山に迎議を修す
・父：光孝源氏 源朝臣国経 文章博士
・母：紀道成の娘
・養父：源朝臣元命 石清水八幡宮
・母：元命（源朝臣元命）の娘
・1111-12-3 ７９歳入寂（1033-1111）
※1111-11-2 説もある
※後世に浄土宗において「浄土宗八祖」の一人に数えられた
※法然に先立つ念仏者として有名 ※出典：東大寺辞典
※歌人 千今戴続後作者 ※出典：群書系図部 諸門跡譜
※著書：@往生捨因
Aあみだ経要記
B決定往生業文
C往生極楽讃
D念仏勧進縁起
E地想観文
F常途念仏記
光孝天皇 号：滋野井
‖――源国紀――源公忠――源信明
滋野直子 ‖ ―――源通理―源国基
紀頼子 ‖―――源国経
従３位 紀道成の娘 ‖ ―――永観
源元命の娘
※滋野直子 光孝天皇の更衣
・父：滋野貞主
・母：不詳
・生没：不詳
・1035-3-10 紀朝臣宣輔 従５位下 使宣
滝口兵庫允 右衛門尉
・1040頃 下総守
・1075-8-30 正６位上 式部省 評定擬文章生試詩事
・父：紀朝臣為輔 ※出典：朝野群戴巻第２
・母：不詳
・生没：不詳
A
従４位 従４位上 @ 右衛門尉 安芸守 下総守
紀淑信──紀在昌＝＝紀兼輔─紀明輔─紀維明＝＝紀宣明──紀宣輔
東宮学士 学士 権少外記 秀才 従５位下 従５位上 従５位下
@紀朝臣兼輔：従４位上 紀朝臣伊輔の次男
A紀朝臣宣明：紀朝臣宣時の子で
・従４位上 紀朝臣頼任の猶子
・1035-6-16 紀朝臣延正 看護
・看護長百済朝臣光信
・紀朝臣吉武 看護
※出典：史料綜覧 第一
・1035-8-2 紀朝臣助信 看護
・父母：不詳 ※出典：史料綜覧 第一
・生没：不詳
・1036-1-10 紀朝臣忠則 左京○○○坊四保刀爾等解
・父母：不詳 ※出典：史料綜覧 第一
・生没：不詳
・1036-5-17 紀朝臣為頼 従６位上 蔵人所
・出納 内蔵允
・父母：不詳 ※出典：中世公家と地下官人
・生没：不詳 吉川弘文館
後朱雀天皇 1036-1045 ６９代目
・1040 紀朝臣宣輔 下総守
・1041-5-9 院救 石清水八幡宮「護国寺」別当
・５２歳逝去（989-1041)
・1044 永観 １１歳「禅林寺」にて学ぶ
・1044-1-24 紀朝臣頼兼 備中国 雑掌
・弁済使
・父母：不詳
・生没：不詳
後冷泉天皇 1045-1068年 ７０代目
・1045 永観 東大寺で具足戒を受ける
・東大寺の有慶・顕真から三輪宗・法相を学ぶ
・1046 「小東荘」大和国 国衙領→東大寺領
・領家：主な山村吉則「紀常富名」あり
※出典：不詳
・1047-11 紀朝臣忠子 正６位上 歌人
・式部のち少納言命婦
・1068-7-21 内裏命婦
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1049 紀重常 伊勢丹生山の住人、
紀常晴 ー同ー
紀為直 −同ー
・大神御領、宇御粥見御薗司時季を殺害する
※出典：神宮雑事記
・1049-3-8 敦平親王
・父：三条天皇
・母：皇后 藤原媙子
・５０才薨去（999-1049）
・1049-12-30 紀朝臣弘則 但馬掾
・故脩子内親王の年給を停む
（一条天皇の皇女：997-1049）
・父母：不詳
・生没：不詳
・1050 玄覚 大覚寺 大僧正
・一条院 法相房 号：中僧正
・0000 興福寺 別当
・父：藤原朝臣師実
・母：石清水八幡宮 法眼 清円の娘
又は頼円の娘
・生没：不詳
・1050 紀朝臣成重 越前国 目代
・父母：不詳
・生没：不詳
・1050頃 紀朝臣為清
・源朝臣頼義（988-1075）の家人
・和気朝臣致輔（家人）の孫で紀伊国の住人紀朝臣清則の養子
・父母：不詳
・生没：不詳
・1050-10-22 紀朝臣保範 書生
・大和国「太田犬丸名」結解
・父母:不詳 ※出典：東大寺文書
・生没：不詳
・1051-2-21 敦明親王（小一条院）
・父：三条天皇
・母：皇后 藤原媙子
・５８歳 薨去
・1051「筥崎宮」＝「筥崎八幡宮」官幣大社：筑前国一宮
・石清水八幡宮 別当：清成が筥崎宮の大検校職に任じられた
筥崎宮は石清水八幡宮の管理するところとなった
・鎮座地：筑前国（福岡市）東区筥崎１−２−１
※1185 府領から石清水八幡宮の別宮となる
筥崎宮領は石清水八幡宮を本家と仰ぎ
当地域に影響力を保った
※1198-11-14 八幡聖母香椎宮神人等が神殿内に乱入して
社内自害・奉汚穢云々
検校：幸清・留守：慶禅が捕らえられる
※1199-7-14 太政官大宰府令：
石清水八幡宮「護国寺」権別当・法印・大和尚位行清を
「筥崎宮」検校に職執行宮務事
※1205 石清水八幡宮 別当 田中道清は嫡子：宗清に「筥崎宮」を
譲与した
※1218-4-16 検校：石清水八幡宮 宮寺の権別当 宗清
※1248-1-19 石清水八幡宮 権別当・法印行清を「筥崎宮」検校と為す
故に石清水八幡宮 別当・法印 宗清の遺領を領掌せしむ
※1265 筥崎宮を支配していた石清水八幡宮 別当・法印行清が国司法印として
一時支配をしている
・1051-12-5 清成 石清水八幡宮 別当
・筥崎宮（現福岡市）の大検校職
・1052 永観 京都の人、光明山に住む、病弱であった
・1052-4-5 光清 石清水八幡宮 別当
・号：垂井 三綱では源照 云々
・1062-4-27 八幡行幸時の俸給 藤原頼通より観賞あり
・1094 石清水八幡宮「護国寺」で出家
・1110 筑後国の「観世音寺」大宰府を「東大寺」末寺とする
大法師光清を「観世音寺」登壇戒師に補するよう奏上
・1103-12-25 八幡宮「護国寺」第２５代別当
・1105-10-30 叡山大衆が別当光清と
大宰府権師藤原秀仲の処罰を
求めて内裏に押し掛けた
光清も罰せられたが一日で復元した
・1105-11-13「「大山寺」大山寺 別当
・大山寺は「竈門神社」の「神宮寺」福岡県小郡市
・天台宗徒が寺塔を興し修験道の道場として
３７０坊を有した
・叡山と石清水八幡宮の争い
・1108-12-30 石清水八幡宮 宿院「極楽寺」の院主
・1113-6-23 八幡宮の内殿 常燈消滅を見出す
・1117-8-29 八幡宮 宮寺 鳥羽天皇行幸の観賞
・1118-12-28 宮寺別当 光清は美濃国領を伝領
・1120-6-25 勝清の件 宮寺 別当・法印・大和尚位 花押
・1123-4-26 八幡宮「護国寺」法印 鳥羽天皇行幸の観賞
・1128-10-22 石清水八幡宮 寺寺 検校・大和尚、
「宇佐弥勒寺」並びに「喜多院」検校・令執行・寺事務
・1131 宮寺 検校 権大僧都に補され「宇佐弥勒寺」を兼帯する
・1131 娘：紀家子（美濃局）の父：光清は
鳥羽天皇の外戚となり権大僧都に補されるなど
「護国寺」別当家の地位を向上させた。
・1137-9-24 ５４歳入寂（1084-1137）
・歌人
・本所：「有宮寺」紀伊長島町
・妻：紀某女 鳥羽上皇の小大進として仕えた
（前任は左大臣源有仁家の女房）※平安時代史辞典
・妻：菅原存良の娘 小大進 女流歌人
・娘：小侍従＝宵町の小侍従 歌人 二条院女房
・妻：法眼覚心の娘
・男子：任清 別当法印 大僧都
・男子：豪清 護国寺 修理別当
・男子：任清 護国寺 別当・大僧都
・男子：勝清 号：薗 護国寺 検校・別当・法印・大僧都
・田中坊
・男子：重清 号：垂井 護国寺 少別当 垂井禅師
・男子：快清
・男子：最清 号：山井 護国寺 権別当・法印
・男子：承清 阿闍梨
・男子：成清 号：善法寺・弥勒寺 護国寺 検校・別当・大僧都
・男子：命成 護国寺 法眼
・女子：1099 藤原朝臣能実の室
・男子：真勝 法眼 内供
従２位 中納言 千作者
・女子：1122 源朝臣師仲の室
・男子：源朝臣雅仲 正５位下 大宮権亮
従３位 刑部卿 村上源氏
・女子：1123 源朝臣宗雅の室
・男子：源朝臣顕兼 従３位 新勅作者
・女子：1124 菅原朝臣伊実の室
宵町小侍従＝源朝臣頼政と恋愛関係 歌人
・女子：紀家子（美濃局） 源朝臣頼政の養女に
1131 鳥羽上皇の寵を得る。
・男子：道恵法親王 1131-1168 37才入寂
・男子：覚快法親王 1133-1181 48才入寂
・女子：安夜御前 雙林寺宮 高陽院姫宮 1195 入寂
・女子：高松宮 初名：寿子 妹子内親王
‖
二条天皇
再婚：紀家子（美濃局）
‖
源師長 中納言 従４位下 中将 出家
・女子：1150 藤原朝臣教房の室
・男子：山科教清 日野別当右兵衛権佐
神主 神主 別当 養子 神主 別当 別当
御豊─良範─延晟＝＝＝＝良常─聖清─定清→
別当 別当 別当
→兼清──頼清─光清──┌豪清 修理別当
垂井 │
├任清 別当・法印・大僧都
│
├勝清 別当・法印・大僧都
│ 園
│
├重清 少別当・垂井禅師
│ 垂井
│
├快清
│
├最清 権別当・法印
│ 山井
│
├承清 阿闍梨
│
├成清 別当・検校・大僧都
│ 善法寺・弥勒寺
│
├命成 法眼
│
├女子 号：権中納言 紀太子？
│
├女子 紀家子 鳥羽院女房 美濃局
│ 皇子２・皇女２あり
│ ・再婚：源朝臣師長 村上源氏
│
├女子 二条院女房 宵町小侍従室
│ 藤原朝臣伊実の室
│
├女子 藤原朝臣能実の室
│ 男子：真勝 法眼・内供
│
└女子 源朝臣師仲の室 村上源氏
男子：源朝臣雅仲
・1052ｰ6-8 紀朝臣多し、太宰府府官、権少監、監代等
・1052-6-8 清成 石清水八幡宮
・符を持って法眼和尚位清成を以って、
・清成の「宇佐八幡宮」惣検校に補し
・宇佐八幡宮 末宮末寺及び所領荘園の
雑事執行を承知せしめている
・1053「今富荘」河内国（大阪府）不詳
・領家：石清水八幡「護国寺」領
・1158 年貢米５００石
※出典：醍醐寺目録
・1053-11-10 橘則任 田地売券
※出典：平安遺文第三
※出典：大和国古文書
「春日荘」大和国（奈良県）添上郡
在添上郡東五條三里廿五坪内･・限：北 頼政領畠
・件田売買紀友重 伝領 顕然也・・
・紀朝臣本能
・案主：紀朝臣秋頼
・1055-9-20 紀友重 田地譲状案
・1054-3-20 清成「宇佐八幡宮」大宰府をして法眼：清成、
・「弥勒寺」講師戒信の訴えを採決せしむ
・1054-4-16 紀朝臣正重 斎宮寮 権助
・斎宮寮解申請助文
・父母：不詳
・生没：不詳
・1055 清成 石清水八幡宮
・「宇佐八幡宮」宝殿大回廊 馬場殿を造営
・1055「志津禰荘」丹波国（京都府）船井郡
・領家：石清水八幡「護国寺」領
※出典：東大寺文書
・1055-3-20 清成 石清水八幡宮
・「宇佐八幡宮」千栗八幡宮の雑務を執行せしむ
・1055-9-20 紀友重 田地譲状案
・大和国（奈良県）「春日荘」内の五条３里２５坪
・買手：興の登美行武
・父母：不詳 ※出典：平安遺文
・生没：不詳 第三蔵：東大寺文書
・1056-3-10 紀朝臣光重 伊賀国御杣村 村工匠
・父母：不詳 ※出典：東大寺文書
・生没：不詳
・1056-7-22 「後河荘」 庄司等解 丹波国多紀郡
・国役 鴨頭花紙の停止を東寺政所に訴える
・別当 紀
・権検校 紀
・惣検校 紀 甲斐介
・1056-8-25 紀朝臣近永 山城綴喜郡「玉井荘」
・官田堵等解
・父母：不詳 ※出典：東大寺文書
・生没：不詳
・1057 永観「平等院」番論議の選者として
満座の人を心服させる
・1057-3「田原別府」豊後国（大分県）国崎郡 西国東郡
・領家：宇佐八幡宮
・開発者：紀季兼
・庄官職：紀氏 石清水八幡宮の出身
・1141 石清水八幡宮 惣別当 僧意と共に
・紀重永・紀長雅の名が見える
・郡司職：1287 紀氏 田原別府惣微符に
・明治村字：永松
※出典：不詳
※1057-3 紀季兼「田原別府」開発申請請状にもとづいて
・豊後高田市「田染荘」も開発
・領家を宇佐八幡宮の大宮司：宇佐公則に
宇佐八幡宮との関係を維持する
・国東郡司の出身で庄園を私領化した人物と
考えられる
・1158-5-3 田数：５９丁反３０
・田原郡司を称し広く勢力を拡大した
※私領主：紀季兼→紀季次→紀宮次→紀良実
・1057-8-9 紀朝臣季武 軍士
紀朝臣為清 軍士
・安倍氏追討の軍 源朝臣頼義が率いる
本隊の題陣の軍士
「出羽国金沢柵」
・所在地：秋田県横手市か金沢中野字安木館
・1057-8-24 紀朝臣松安 但馬国 雑掌
・父母：不詳 ※出典：東大寺文書
・生没：不詳
・1057-11-18 紀朝臣眞信 任 散位
・丹波国 東大寺御封事
・父母：不詳 ※出典：東大寺文書
・生没：不詳
・1058「井上荘」大和国（奈良県）磯城郡
・領家：石清水八幡宮領
※出典：石清水田中家文書
・1058 紀朝臣枝光 土佐国 少目
・父母：不詳
・生没：不詳
・1058-1065 「益子古城」丘城
・紀朝臣正隆の築城
・父母：不詳
・生没：不詳
※益子氏 紀臣族 栃木県芳賀郡益子より起こる
・下野紀党祖
・「益子郷」を本拠地とした
・紀朝臣貞頼「信太郡司」が関係あり
・紀貞頼→〇→紀正隆
益子紀二郎 益子紀五 益子城主
※紀朝臣本道→紀清主→紀朝忠ー→紀朝時→紀朝実―→紀正忠→紀正隆→
紀検校 紀権守
→益子正頼→益子正重→益子宗重→益子朝貞→益子貞重→益子貞正
※紀朝臣長谷雄→紀朝臣淑方左衛門佐の後裔
・宇都宮紀党組
・益子氏３代益子政重は
宇都宮朝綱の郎党として従軍し
自らの兵力の紀党を率いて武功を顕わし
源朝臣頼朝から源氏の白旗を贈られている
・1059 紀朝臣宗成 御厨子所預に補された
・父母：不詳
・生没：不詳 ※出典：中世公家と地下官人
吉川弘文館
※御厨子所預の役割は中央で供御人を統括して
供御貢進に当たることである
・1059-2-5 紀朝臣成近 庁頭
・東寺 庁頭 清原安延解 ※出典：東大寺文書
・父母：不詳
・生没：不詳
・1059-9-18 紀朝臣義忠 正６位上 主税寮
・父母：不詳 ※出典：朝野群戴巻第２
・生没：不詳
・1059-11-14 紀朝臣延任 御庄（荘）預
・摂津国三島郡「水成瀬荘」絹進文
・父母：不詳
・生没：不詳
・1060頃からの紀氏の僧 、俊宗＝順養房上座
−紀姓の仁和寺関係 上座
紀久任→紀久範→仁和寺上座 実巌四郎房┬証祐
│
┌──────────────────┘
│ 寿王房上座 1089
└勝雄──祐雅────┌済尋──※
謄養房上房 寿王房 │仙養房 威厳師
├栄暹
│林養房上座 順養房寺
├淨俊 大輔
└栄尋
※済尋─┌実永
├善紹──仁増
├乗快 林光房 円乗寺上座
└全慶──済隆
※群書系図部集７ 仁和寺坊官
※大宰府の「藤津荘」を仁和寺領とする。
・紀姓大村氏が庄（荘）官
・「藤津荘」と彼杵郡の郡領を世襲する。
・更に、この地が摂関領となり
・更に「東福寺」領となるや一族多く地頭となる。
※出典：日本姓氏大辞典 太田亮
・1062「橘御園」摂津国（大阪府）神戸市
・領家：石清水八幡宮領
※出典：東大寺文書
・1062-2-27 紀朝臣忠任 飛騨守 大納言
・源朝臣家の侍
・父母：不詳 ※出典：紀氏系図
・生没：不詳
・1062-4-27 紀朝臣兼安 正５位下
・石清水八幡宮 俗別当
・八幡行幸時の俸給、藤原朝臣頼通頼観賞あり
・父母：不詳
・生没：不詳
・1062-4-27 光清(垂井）八幡行幸時の俸給
・藤原朝臣頼通より観賞あり
・1062-4-27 任清 石清水八幡宮
・「護国寺」法橋
・0000 八幡行幸時の俸給 藤原朝臣頼通より観賞あり
・1117-6-29 宮寺 権上座・修理別当に補す
・1117-8-29 宮寺 修理別当・法橋・鳥羽天皇行幸の観賞
・1120-6-25 勝清の件 修理別当・法眼・和尚位 花押
・1124-2-8 宮寺 修理別当・権別当に補す １７歳
・1125-10- 宮寺 第２６代別当
・1147-10-19 宮寺 別当 法王 権大僧都に補す
・1151-4-14 宮寺 別当・法印・権大僧都
・父：石清水八幡宮 宮寺 垂井光清
・母：不詳
・1151 ４４歳入寂（1107-1151）
光清（垂井）─┌任清──玄清（小松）
│ 権別当・法印
│
└勝清（園）─成清（善法寺）─祐清（善法寺）
田中氏
・1062-4-27 紀朝臣兼孝 石清水八幡宮 神主・俗別当
・八幡宮俗別當を子の紀朝臣兼安（正５位下）に譲る
・父：石清水八幡宮 輔任 神主・別当
・母：不詳
・生没：不詳
神主 神主 俗別当 俗別当 神主
御豊──良範─延晟＝＝＝良常───安遠→
876-8-15 907 933-3-14 943-5-28 970
神主・俗別当 法印・権別当
←紀兼輔──┌兼清（定清の養子に）
983-12-17 │ 1062-10-7
│俗別当・神主 神主・別当 神主・俗別当
└兼任─────輔任─────兼孝──兼安
1004-3-14 1081-10-4 1062-4-27
・1063「今富荘」未勘
・領主：石清水八幡「護国寺」領
・1158 年貢米５００石
※出典：醍醐寺目録
・1063 清秀 石清水八幡宮
・1071「護国寺」社務 始めて「宮寺」年中行事文書を定む
・1072 宮寺 第２１代別當
・父：石清水八幡宮 宮寺 第２０代別當 清成
・母：石清水八幡宮 俗別當 紀兼輔の娘
・男子：
・３９歳入寂（1033-1072）
・1063 維範(ﾕｲﾊﾝ） 学僧
・大和国「子島寺」の太念に伝法灌頂を受ける
・1075 高野山検校11世 高野山南院に住す
・1086 南院阿闇梨、出家後、南部比叡山で小島流南院方を開く
後、高野山南院を中興す
・1089 諸職を辞し修禅に専念した
・父：紀氏 紀伊国（三重県）相賀出
・母：不詳
・1096-2-3 ８５歳入寂（1011-1096）
※出典：日本仏教人名辞典
・1063-2-19 僧：頼源 田地売券
・買人 紀黒丸
※出典：平安遺文第三 東大寺文書
・1063-3-7 勘済使 紀朝臣某 下文案
・勘済使 紀朝臣 在判
※出典：平安遺文第三 東寺百合文書
・1063-10-7 兼清 石清水八幡宮
・「護国寺」法眼・権別當
・定清の養子に
・妻：元命の娘
・実父：紀朝臣兼輔
・男子：頼清→光清（垂井）
・1063 ５４歳入寂（1009-1063)
御豊─良範─延晟＝＝良常─聖清→
法印・検校
別当 法眼権別当
→定清＝＝＝＝兼清（実父：兼輔）─┌慶尊 小別当
│
├頼清─────光清
│別当・法印 垂井
│
├兼信 小別当
│
├覚清 権寺主
│
└兼貞 権俗別当
・1063-11-8 紀朝臣貫成 従４位下 和歌博士
・1100-1-21 評倭歌集
・父母：不詳 ※出典：朝野群戴巻第２
・生没：不詳
・1064 ｢名手荘」紀伊国（和歌山県）那賀郡
・領家：石清水八幡宮領 1072迄
※出典：石清水田中家文書
・1065 紀朝臣 紀伊国大掾
・1067 紀伊国大掾
・1069 紀伊国大掾
・1071 紀伊国大掾
・1065「禰寝院」大隅国（鹿児島県）肝属郡
・領主：正八幡宮（大隅・南俣）・その他略
・図田帳：禰寝南俣４０町（正八幡宮領）
※出典：図田帳・禰寝文書
・1065-9-1 紀朝臣（佐伯）政輔 蔵人所出納 左京職
・下家司
・父母：不詳 ※ 中世公家と地下官人
吉川弘文館
・1065-9-13 紀朝臣時成 正６位上 少属
・内裏御八講用途請奏
・父母：不詳
・生没：不詳 ※出典：朝野群戴巻第2
・1066-5-21 紀朝臣 権大監 造「観世音寺」券文案
※出典：東大寺文書
・1066-7-11 「春日荘」大和国（奈良県）添上郡・奈良市
・紀 出納
・紀 権首領
※出典：大和国の庄園にはデーター無し
・1067「大仏供上荘」大和国（奈良県）桜井市
・家主：東大寺八幡宮
※出典：東大寺文書
・1067 紀朝臣氏 紀伊国 大掾
・0000 紀盛宗の娘
＆＃8214；――――――源定道
佐々木行定
紀盛親の娘
＆＃8214；――――――源行業
源行方
宇多源氏
※源義経─佐々木経方─┌佐々木行定 佐々木神主
│ ‖―――源定道
│紀盛宗の娘
│
└源行實─源行方
‖―――源行業
紀盛親の娘
・1067-7-13 清成 石清水八幡宮「護国寺」検校・法印
・入寂
ー 藤原教通 1068-1085 ー
・1068-7-21 紀朝臣義子 内裏掌侍
・後三条院御即位記
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1068-7-21 紀朝臣忠子 命婦在任
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1068-7-25 紀朝臣永子 従５位下
・後三条天皇の即位式に執翳の女嬬の役を務める
・父母：不詳 ※出典：平安時代史辞典
・生没：不詳
・1068-12-16 紀朝臣経元 外記史生請奏
・父母：不詳 ※出典：朝野群戴巻第2
・生没：不詳
後三条天皇 1069-1072年 ７１代目
・1069 記録荘園券契所を設置
・事務を国司に任せず、天皇が直接これを行う機関
・1069 紀朝臣友之 末族乱をなす時
・仙洞を警護する
・父母：不詳
・生没：不詳
・1069 紀朝臣 紀伊国 大掾
・1069「吉田院」薩摩国（鹿児島県）鹿児島市
・領家：正八幡宮領 正宮領 本家八幡
・図田帳 １８町２反
※出典：大隅桑幡家文書
・1069-8 紀朝臣為房 散位
・南大和の河俣山に跋扈した賊
・その与党に紀近助、紀宗近
・大将軍源家宗と副将軍平惟盛によって追討された
・父母：不詳
・生没：不詳
・1069-8-1 紀致親 河俣山の賊
・奈良県橿原市で討たれる
・源朝臣家宗 左衛門尉・平朝臣惟盛 前駿河守 等により
・父母：不詳
・生没：不詳
・1070 紀朝臣高親 紀伊国 大掾
・父母：不詳
・生没：不詳
・1070「若江荘」河内国（大阪府）若江郡 東大阪市
・領家：石清水八幡宮「護国寺」領 ６町余
※出典：石清水田中家文書
・1070「奈半利荘」土佐国（高知県）安芸郡
・領家：石清水八幡宮 宿院「極楽寺」領
※出典：石清水文書
・1070「奈半荘」土佐国（高知県）安芸郡
・領家：石清水八幡宮 宿院「極楽寺」領
※出典：石清水田中家文書
・1070-8-23 紀朝臣守助他 東寺
・寺中 堂舎破損 修造
・父母：不詳
・生没：不詳
・1071 紀朝臣 紀伊国 大掾
・1071 清秀 石清水八幡宮「護国寺」社務
・始めて宮寺年中行事文書を定む
・1071-2-10 「新見荘」備中国西方胡麻 注文 赤松俊秀
・領家：東寺領
・1298-9-23 紀二郎・紀五郎
紀太郎 逃亡
※出典；東寺百合文書
・1071-11-4 紀朝臣貞次 田原御栗栖住人
・1114-3-1 御祭御供新田 請耕作を乞う 父：逝去の為
・父：紀朝臣貞則 ※出典：朝野群戴巻第2
・母：不詳
・生没：不詳
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